事件解決 ページ18
「あの暗号ね、レベッカが私に残してくれた手紙の在処が書いてあったんだ。
エマが言った。
“あなたの友達からの手紙”
あの暗号はそのままの意味だった。
『…あ、でも“ママ”っていうのは』
「レベッカがママに手紙を預けてたんだ」
なんだか、いともあっさりと解決してしまったような、そもそも私達は結局何もしていなかったような、変な感じだ。
『エマはいつ手紙を受け取ったの？』
「A達が来る直前！見つかるかと思ってひやひやしたよ。レベッカからAには最後にあの子の大好きな暗号を解かしてあげたいから、Aに見つからないでねって言われてたんだ。レベッカがハウスを出ていく前だったから、何のことか全然わからなかったけれど」
…私に暗号を解かしてやりたいから隠れてたということか。レベッカは私なら兄弟が居なくなったら絶対に捜すと思ってくれていたのか。
それなら嬉しい。
「さあ、みんな。Aと遊べるのは今日が最後よ。沢山遊んでもらいなさい」
私も最後にみんなに遊んでもらおう。
『鬼ごっこしようよ！』
暗号には付き合ってもらったけれどレイも引っ張ってこよう。
私はレベッカの掌の上で踊らされていただけだった。
それでも楽しかった。
やはりレベッカは兄弟達のことをよくわかっている。
私は数時間後の別れを一時忘れ、思い切り遊んだ。
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こんにちは、作者です。
やっと解決にこぎつけました。
長々と、しかも更新も遅く…最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
評価、お気に入り登録、暖かいコメント(貰えると思っていませんでした！)などとても嬉しかったです。
次にエピローグを書くつもりなので、それでこの作品は本当に完結になります。
最後まで読んでやるよ！というお心の広い方、どうぞ最後までお付き合いください。
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花風雪さん コメントにレスが出来ていませんが、読ませていただいています。本当にありがとうございます！どうぞ最後までよろしくお願いします。
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花風雪(プロフ) - こんにちは！ずっと見てました！とっても面白いです！そろそろクライマックスぽいけど、きちんと完結してくださいね！ (2019年8月8日 9時) (
レス) id: e781858e49 (このIDを非表示/違反報告)
lwntodidet - コンパクト使えば分かるはずなのに分からないはないでしょ (2019年8月4日 11時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋桜 | 作成日時：2019年3月7日 21時
