【ONEPIECE】転生したら…父親はだらけきった正義のあの人だった (ページ19)

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17話「ルッチ空気」ページ19

ルッチとはしばらく世間話とかたわいの無い話とかしてたけど…まぁ、それが結構楽しい。

友達なんて、居たことも無かったからなぁ。

___お前なんて死ね！

_____気持ち悪！全く泣きも笑いもしねぇ！

_______こいつ感情ないんじゃねぇの！』

_________もっとやろうぜ！

…ッ…ホント、前世だるかったなぁ…

「どうした？」

『え？…ああ、考え事』

「そうか、何やら顔が曇ってたのでな。何かあったのかと思った」

『いや、特に何も』

意外と自分、顔に出るタイプなのかなぁ。

「……今度2人で出か…」

とルッチが言いかけた時バンッ！と扉が物凄い音を立てて開いた。

「フッフッフッ！急に部屋から消えて探してみれば…ここに居たのか」

「…」

とピンクのモフモフ野郎がヘラヘラと笑いながら部屋に入ってきた。

うわ、面倒なの来たよ…せっかくルッチとお喋りしてたのに…

『帰れよ…今、友達…ルッチと遊んでるんだよ」

「そいつより俺と遊べよ」

うわぁ…これが面倒な男ランキング第一位か←

「クザンが居ないのが幸運だなぁ？」

いや、こっち見んなよ、そして私に聞くな。

「…」

ほら、見ろよルッチ。空気じゃん…ルッチが可哀想だろ

『てか、部外者は帰れよ』

「フッフッフッ！部外者ってのはひでぇなぁ？俺も構ってくれよ」

と泣きながら笑った。笑うのか泣くのかどっちかにしろよ。

『やだね、ルッチと喋ったり一緒に居たりする方がよっぽど楽しいわ』

「そんな事言うんじゃ…」

『てか、良い歳したおっさんが構ってくれよとかw』

と言うとドフラミンゴは口をきゅむとさせた。何あの顔。

『とにかく、早く部屋から出ろ』

「フッフッフッ！断る！」

『なら仕方がない。この手を使うしかないな…面倒だから使いたく無かったけど…』

「！(一体なんだ？危険なものか？)」

「…(俺空気)」

『キャー、助けてーパパー(棒)』

「呼んだかA！」

とまたしても物凄い音を立てて扉が開いた。
うわ、呼んだけど気持ち悪！言って1秒も経ってないぞ。

「てか今パパって！パパって呼んだよね！もう一回！」

『無理』

「即答！」

いや、緊急事態にしか使わないから

『てか、こいつ追っ払ってよ』

と私はドフラミンゴを指で指す

「あ、ヤベ」

「お前、またAにちょっかいかけてんのか?」

「フッフッフッ！もうこの際お義父さんもらって良いですか⁈」

「誰がお義父さんだ！絶対Aは誰にもやらん！」

あ、呼ばなきゃ良かったわ