０５【月島の作戦】 ページ5
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次の日。
Aは先生の手伝いをして、まだ体育館に来てなかった。
体育館には、A以外全員集まっていた。
田「なー！今日は誰だ？」
月「僕です」
西「おー！月島か！頑張れよ〜」
月「.....」
面倒くさい、月島はそう思った。
谷「あのー....この前から何をしているんですか..？」
菅「あー...一応2人にも言った方がいいな」
菅原はAが来る前に簡単に説明した。
清「わかった。私も協力する」
田「潔子さん！！ありがとうございます！！」
谷「わ、私も！」
こうして、マネージャー2人も加わった。
と、その時。
「こんにちは」
『こんにちはー！！』
Aが来た。
いつも通りの無表情。通常運転である。
＊
今は休憩時間。
いよいよ月島は行動した。
月「あの、Aさん」
月島はAのところへ行き、右肩をトントン、と叩いた。
「？」
何だろう？と思ったAは右をくるっと向き、月島の方を向いた。
すると月島は、人差し指を立てていた。
Aの頬に指が当たった。
「.....」
月「あ、すみません。埃がついていたので」
「.....そう」
月島はそのまま手を下ろし、山口のところへ行った。
_________________
月「少しは怒るかなと思ったのに...」
田「おい月島ぁぁぁぁぁあああ！！！」
月「な、なんですか....」
田「ほっぺた、柔らかかったか」
月「.....はい」
西「うわあああああ俺も触りてぇ！！！」
田中と西谷は騒いでいた。
「....あの」
「「はい！！」」
後ろからAの声がした。さっきの会話は聞かれていないようだった。
「.......さっき武田先生から聞いて急だけど、明後日から合宿です」
日「え....」
えええええぇぇぇぇ！？！？！
叫び声が体育館中に響いた。
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作者名：ノン
| 作成日時：2019年3月21日 19時
