04【菅原の作戦】 ページ4
.
次の日の放課後。
今日は菅原が仕掛ける番。
彼はとてもそわそわしていた。何をするのだろうか。
今はもう部活が終わり、片付けをしている。
部員のみんなはジャージのまま、荷物をまとめていた。
マネージャー達は、タオルやユニフォームを畳んでいた。
田「スガさん!もう行くんスか!」
と、田中は小声で菅原に言った。
菅「おう、行ってくる!」
と菅原も小声で言い、グッと親指を立てた。
*
Aは外でスポドリを入れる容器を洗っていた。
_______________そこにはAしかいない。
菅原はそーっとAに近づく。
菅「A〜」
「何?」
そして、菅原は後ろから抱きついた。
その光景を全員、見ていた。
マネージャーの2人はびっくりしていた。
田「うひょ〜....」
山「うわ、凄い」
部員全員、ドキドキハラハラしていた。
「どうしたの」
菅「疲れた〜.....」
「そう。お疲れ様」
菅原が抱きついても、Aは何も動じなかった。
菅「.......」
「......」
シーン....とあたりは静まった。
菅(え?ちょ、これ。どうすればいいの!?ていうか恥ずかしいんだけど!?)
菅原は赤面していた。
日「顔真っ赤〜....」
澤「今回も失敗か...」
「菅原、離れて」
菅「え、あ、ごめんね。急に抱きついて...」
「ううん。全然大丈夫」
と、Aはまた作業を始めた。
菅原はAから離れ、ダッシュで体育館に入った。
___________________
菅「めっちゃ恥ずかしかった!!」
旭「お疲れ様....」
田「スガさん、やりますねぇ!!」
菅「は、恥ずかしかったんだけどさ....」
影「?」
菅「めっちゃいい匂いした....」
西「ああああスガさん羨ましいです!!!」
*
月「はぁ....」
山「ツッキーどうしたの?」
月「次、僕が行く」
山「おぉ!!頑張って!ツッキー!」
月(先に早くしとこう....色々と面倒だし)
と思った月島だった。
.
712人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ノン | 作成日時:2019年3月21日 19時