２４【及川の作戦】 ページ24
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「はぁ...」
時間は過ぎて行き、外を見ると真っ暗になっていた。
マネージャーとして情けない。
足を捻ってあまり歩くことも出来ない。
保健室から出て、“一刻も早く仕事をしないと”と思っていても、足がこんな感じじゃ.....
「....」
ガラララ....
日「Aさん！！」
影「ちょっといいですか！！」
「...？」
ぼーっとしていると、保健室の扉が開いた。
そこにいたのは、日向と影山だった。
日「足と手....大丈夫なんですか..？」
「うん。大丈夫だよ」
影「歩けそうですか」
「....ギリギリアウトかな」
影「そう...なんですね」
私の様子を見に来てくれたのかな。
その後、無言が続いた。
そして、
日「おれ、Aさんの笑顔を見たいです！！」
影「ちょ、おまっ！」
「....え？」
笑顔...？
日「自分の感情を曝け出すのは、怖いですか」
「！」
影「俺達、及川さんから聞いたんです」
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夕方。
夕食を食べ、お風呂に入った烏野は及川のところに行ってこう言った。
日『大王様、昔Aさんに何があったんですか！』
と。
及『....聞いてたの？保健室での話』
日『はい』
及『ふーん。そっか。まぁでも喋ろうとは思っていたし』
岩『及川、いいのか』
及『うん。話して少しでもAの気持ちが和らぐなら』
＊
そして、烏野は及川の話を聞くことになった。
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作者名：ノン
| 作成日時：2019年3月21日 19時
