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___________何を言ってるんだ、こいつ。



“青城の分のスポドリを作っておいてください”.....?
は?






「ねぇ....」






鈴「いいんですかぁ?もし、作っておかなかったら....烏野の皆さんがどうなるか知りませんよぉ?」






「...っ..」






ギリっと歯が鳴る。
ムカつく。


もう...自分の感情を曝け出したい。





でも、“自分の感情を相手に伝えて、酷いことになるのは小学生の時に散々思い知った”。



_________私は我慢する。






「わかった」






鈴「ありがとうございまぁす!」






鈴野さんはまた体育館へ入っていった。





_________もちろん、このことも録音している。









休憩時間に入った。
私は、音駒のスポドリを運ぶ。






黒「おーい、大丈夫かー?」






「はい」






黒「こんな重たいもの、女子1人に任せられねぇな」






と、黒尾さんは私の手からスポドリの入ったカゴを奪った。






「あ、」






黒「良いって良いって。俺が運びまーす!」






「...ありがとうございます」






お礼を言った後、私は青城の分のスポドリを運ぶ。






「....」






重たい。
でも、運ばなきゃ。




鈴野さんから頼まれた後、急いで作った。


急いで作ったから粉の分量とか間違えてないかな。
不安。






鈴「あぁ!ありがとうございますぅ!先輩!」






「....」






鈴野さんがこっちに来た。
そして奪い取るように強引にカゴを引っ張る。




そのせいで、私の体勢は崩れた。
それに比例するように、スポドリもカゴから落ちた。






「...いっ...」






体が横になり、すぐ立ち上がろうとした。が、






鈴「あはは、だっさ」






「...!」






私の右手を笑いながら鈴野さんが踏んづけていた。






鈴「先輩?見苦しいですよぉ」






足踏みをして、何回も踏まれる。






「いっ!」






体勢が崩れた時に、ちょうど足をひねってすぐ立てそうにない。


骨折までにはいかないけど、打撲にはなりそう。





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作品ジャンル:ギャグ
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月21日 19時

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