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黒「マジか...」
赤「良かったですね」
なんで今、みんなは感動しているのだろうか。
わからない。
及「でもさ〜もう戻っちゃってるけどねぇ」
と、及川は私の頬を掴み、引っ張る。
私は及川を1発殴った。
及「いっ....た...」
岩「クソ川ざまあ」
松「ざまあ」
花「ざまあ」
及「3人とも酷いよ!?」
「....」
この状況、一体どうすればいいんだろう。
黒「でも1回だけ笑って安心じゃあ駄目だと思うぞ〜烏野〜!」
そう黒尾さんが言うと、「はっ!」と何か察した烏野のみんな。
____________何してるんだろう。本当に。
澤「さてと。じゃあ早速、練習始めるぞー!」
澤村の声とともに、
おー!!!
とみんなは大声で言った。
この時。鈴野さんの姿はなかった。
*
雀「はい!これ!」
「...え?」
みんなが練習試合をしている間。私は音駒全員分のスポドリを作っていた。
その時。かおりが話しかけてきた。
彼女の手には、2つ、おにぎりがのっていた。
雀「朝から何も食べてないでしょ?」
「....いいんですか」
雀「もっちろん!」
「...ありがとうございます」
正直に言って、お腹は空いていた。
私は素直におにぎりを2つ貰い、口に運ぶ。
「...美味しい」
雀「良かった!」
*
雀「じゃあお互い頑張ろう!じゃあね!」
「はい」
かおりは、そう言い残して雪絵のところに行った。
私は一旦、体育館の中の様子を見に行った。
____________
鈴「皆さぁん!!頑張ってくださぁい!」
「...は?」
何やってるんだあいつ。
スポドリを作らないで、応援....?
___________ふざけてるのか。
私の姿に気付いた鈴野さんは、こっちに来る。
そして、小さな声で
鈴「先輩。青城の分のスポドリを作っておいてください」
と、満遍な笑みで言った。
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月21日 19時