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「はぁ...」
ご飯も食べず、みんなより先に来てしまったせいでもうほとんど準備が出来た。
私は今日、音駒のマネージャーをする。
そして、練習試合が....青城だったかな。
その青城のマネが鈴野さん。
元々、鈴野さんは烏野の予定だった。
でも、
鈴『私ぃ〜ずっと青城のマネがいいですぅ...とーる先輩の近くに私がいないと!』
と言っていた。
私は少しイラッと来た。
別に嫉妬とかではない。
____________言い方に腹が立つ。
鈴野さんの言い方は、語尾を長くして話すスピードが遅い。
そういう奴は嫌いだ。イライラする。
さて。
タオルもユニフォームも畳んだし、休憩しよう。
私は体育館前のドアの前に座る。
菅「A!!」
「え...」
その時。菅原が走って私のところに来た。
「どうしたの」
菅「ねぇ....怒ってる?」
「え?」
菅「さっきのこと...!」
「いや、別に」
菅「.....勘違いしてるかもしれないけど!!俺は!!Aを信じてるから!!」
「....は..」
__________さっき、菅原は怒っていた。
それは私に対してのはずじゃ....
「私に怒ってるんじゃないの」
菅「はぁ!?違うべ!俺はAを信じてる。だから、あんな酷いこと....Aは言わない!」
「....」
一瞬、泣きそうになった。
私を信じてる、か。
__________これが“仲間”っていうやつのかな。
菅「あとから大地達にもさっきのことを話すつもりだから!」
「うん、わかった。でも...」
菅「?」
私は携帯を取り出す。
「さっきのこと、携帯で録音してたから」
菅「おぉ!!流石!」
「多分、これからも何か仕掛けてくるはずだから」
菅「絶対に俺達が守る」
「....ありがとう」
私は.....“自然と口角が上がった”。
菅「あ、あ、あ、あああああああ!!!」
「!?」
澤「おーい!スガー!」
旭「なんか叫び声がした...」
私達のところにみんなが来る。
菅「.....大地、俺....今日が命日かも」
澤「え?」
菅「Aが....Aが....笑った!!!」
全員「え!?」
____________え?
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月21日 19時