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「え、あの、ちょ...」
黒尾は無理矢理Aの手を握り、引っ張る。
「ど、どこに行くんですか...」
黒「俺達がいる部屋〜」
「え、いや、今から何するんですか...」
黒「楽しいゲームをするんですよ〜」
「いや、私はいいです...もう寝たいんですけど...」
現在の時刻は20時30分。
まだ寝るのには早いが、Aはお疲れのようだ。
Aは力一杯引き離そうとする。
黒「うわっ力強いねぇ....まぁ俺には負けるけど」
「.....」
もう諦めよう、と思ったAは仕方なく教室に向かった。
*
教室。
黒「連れて来たぞ〜」
赤「遅かったですね」
黒「まぁ色々と話し込んじゃって」
「.....なんで割り箸を用意してるの」
日「え?今から王様ゲームするんですよ!」
「.....やっぱり帰る」
及「ちょーっと待ったーー!!」
「何」
帰ろうとするAを及川が止める。
及「いいのかなぁ?帰っても」
「うるせぇ黙れ」
岩「お、落ち着けA....」
及「もし帰ったらさぁ.....Aの小さい頃の写真、みんなに見せるけど?」
「....」
グッと息詰まる。
「卑怯....」
及「どうする?」
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「.....参加します....」
Aは脅しに負けた。
っしゃあああああああ!!!
とみんなは大声で叫んだ。
とてもうるさい。
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あとからみんなは、
「写真送って!!」
と頼み、
及「オッケー☆」
となったのはまた別の話....。
*
ちなみに、
何故Aが参加したくなかったのか。
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1つ目は眠かった。面倒くさい。という理由。
そして、
2つ目は___________________
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鈴野美樹が廊下から凝視しているからだ。
(.....睨まれてる)
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月21日 19時