４４【日向＆影山の作戦】 ページ16
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日「じゃあおれ達は先に行くので、5分後、中に入って！」
月「うん」
______________
ということで今、月島と外で待機中。
沈黙が続く。
どうしよう。全部の教室を見て回るとか...死ぬよ私。
どうせ追いかけて来たり、驚かせたりとか...
月「あの、」
「？」
突然月島が声を発した。
月「僕も...あんまり得意ではないので」
「何が？」
月「怖いのとか」
「....」
月「....」
どうしてこのポジションになった。
「苦手なのに、どうして...」
月「Aさんと一緒に回りたかったんで」
「え...？」
月「あと、Aさんの驚いた顔を写メっとこうと思いまして」
「それはおやめください」
月「冗談ですよ」
月島のその言い方、マジに聞こえるからやめてほしい。
月「もう5分経ったので行きましょうか」
「...早く終わらせよう」
月「そうですね」
私達は学校の中へ入った。
＊
中へ入ると、真っ暗。
月「真っ暗」
「あ、懐中電灯を...」
カチッと懐中電灯を付けた。
2人なのに何故か1つだけ。
月「あのルールじゃ全部中に入って見て回らないといけないので....どうしますか？」
「....手分けして、とか言わないでね」
月「ア、ハイ」(相当怖いの苦手なんだ)
「もうとにかく1つずつ回って行こう」
＊
私達はまず1年の教室に入った。
ガラララ....
懐中電灯を使って回りを見渡す。
月「これってもしかして、中に入らなくてもいいんじゃ....」
「そう...だね」
懐中電灯を照らせばいいだけの話。
月「特にないですね。次行きま...」
月島が最後まで言う前に、突然掃除用具のロッカーからガタンと音がした。
「「.....」」
「逃げようか」
月「はい」
バタン！と教室のドアを閉めようとした時。
ロッカーが開いた。
「「うわああああああ！？！？！？！？」」
私達は叫んだ。
そこには、全身黒タイツの田中がいた。
意外と似合ってる。
田「2人ともスッゲェ叫びますね！！！うっひょ〜月島の意外な顔見れた！あっはっはっは！」
「変態がいる」
月「そういう田中さんは凄い格好ですね。似合ってますよ」
月島は平常心に戻り、ぷぷっと笑った。
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naonao(プロフ) - いい話やなぁ（泣） (2021年10月17日 10時) (
レス) @page44 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
カミユー - 私も失礼ですが声の出ないマネージャーは今日も頑張るはずだったのパスワードを教えていただいても宜しいでしょうか？応援しております (2019年5月15日 20時) (レス) id: f910bb8dde (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - おちささん» ありがとうございます…！この作品も他の作品も頑張ります。 (2019年4月14日 23時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
おちさ(プロフ) - ありがとうございます。改めて、本作、他作頑張ってください。 (2019年4月14日 22時) (レス) id: 1175de7164 (このIDを非表示/違反報告)
おちさ(プロフ) - 他の作品も見てます。失礼ですが、声の出ないマネージャーは今日も頑張るはずだったのパスワードを教えていただいてもいいですか？本作品も他作品も応援しています。長文失礼しました。 (2019年4月14日 15時) (レス) id: 1175de7164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノン
| 作成日時：2019年3月26日 22時
