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清「確か、近くに河川敷あったからそこで色々と何か準備すればいいかなと思って。この人数じゃお店の中で誕生日会するってなっても...」
谷「な、なるほど...!でもケーキとかって準備したりするんですか..?」
田「うーん...そうだよなぁ。ノヤっさん、お小遣いは...」
西「1819円!!」
田「あぁ...」
清水の提案はいいものだった。
近くの河川敷は、バーベキューとかして良い場所である。
ゴミは自分達で回収すればいい。
でも、みんなのお小遣いを考えてみるとやはり難しいものだった。
月「場所は良しとして、Aさんの好きなものって知ってるんですか」
菅「あ...」
月「まずは何が好きなのかを知らないと準備しようがないですよ」
月島はそう言った。
日「はいはーい!!明日おれ、Aさんに聞いてみます!!」
澤「そうか。日向なら大丈夫だな(不安だけど)」
旭「あぁ...あのコミュニケーション力が羨ましい...」
今回はまず、Aの好きなものを知ってから作戦を立てることになった。
*
次の日。朝練。
日「Aさん!!」
「へ?」
勢いよく日向はAに駆け寄った。
みんなは口を滑らないかヒヤヒヤしていた。
日「Aさんの好きなものって何ですか!?」
「うーん...ないかな」
日「じ、じゃあ今欲しいものとか!」
「欲しいもの....もない、かな」
日「えぇ!?な、何かないんですか?ぬいぐるみとかバッグとか!」
「...ない、ね」
日「そ、そうですか....」
菅(欲しいものがない!?)
田(何を準備すれば...!)
西(これはまずいっ!)
Aの予想外の答えに戸惑うみんな。
さて。みんなはどうするのだろうか。
*
昼休み。教室にて。
菅「ほんと、何かないのかな」
澤「うーん...」
菅原と澤村はコソコソと小声で喋っていた。
ちなみに今、Aは読書をしている。
菅「今までの行動を振り返ってみると、いつも休み時間とかは読書をしているよね」
澤「本...とかは、駄目だな...」
菅「うーん...」
2人が悩んでいると、Aの携帯が鳴った。そして席を立ち、教室を出た。
菅「ついて行こう」
澤「おう」
2人はついて行くことにした。
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naonao(プロフ) - いい話やなぁ(泣) (2021年10月17日 10時) (レス) @page44 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
カミユー - 私も失礼ですが声の出ないマネージャーは今日も頑張るはずだったのパスワードを教えていただいても宜しいでしょうか?応援しております (2019年5月15日 20時) (レス) id: f910bb8dde (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - おちささん» ありがとうございます…!この作品も他の作品も頑張ります。 (2019年4月14日 23時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
おちさ(プロフ) - ありがとうございます。改めて、本作、他作頑張ってください。 (2019年4月14日 22時) (レス) id: 1175de7164 (このIDを非表示/違反報告)
おちさ(プロフ) - 他の作品も見てます。失礼ですが、声の出ないマネージャーは今日も頑張るはずだったのパスワードを教えていただいてもいいですか?本作品も他作品も応援しています。長文失礼しました。 (2019年4月14日 15時) (レス) id: 1175de7164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月26日 22時