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※オリジナル
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__アニメ「アイドルマスターSideM」 第××話
今日S.E.Mはオフの日だった。しかし3人はふと事務所に足を踏み入れたが、事務所にはプロデューサーの姿はなかった。事務員の山村賢に聞くと、スカウトに行ったらしい。
「戻りました!」
「!プロデューサーちゃん」
そしてプロデューサーが帰ってきたとき、3人……いや、特に舞田類が目を大きく開けて驚いていた。
それはなぜか。実はプロデューサーの後ろに立っていた男性が舞田にとって見覚えのある人間だったからだ。なんと再会してしまった。
「先にS.E.Mの皆さんにご紹介しますね。彼は東海林廻さん。彼も今日から315プロダクションの仲間です」
「よろしくお願いします、僕の名前は東海林廻。社会科教師をやっていました」
「社会科教師……」
黒髪の前髪センター分けをしている高身長の彼は、3人に自己紹介をする。続いて硲、山下の順に自己紹介をして次は舞田の番、のはずだった。
「ふ、っぐぅ…」
「る、るい…?」
「ははっ。泣くの我慢しているみたいです」
そう、舞田は下唇を噛んで涙を抑えていたのだ。しかし大きな彼の目からは自然と涙が溢れ、頬に伝っていく。
予想外の反応で山下は戸惑い、一方で東海林は頭の後ろに手をやりながら苦笑いだ。
「君は舞田くんと知り合いなのか」
「はい。学生時代一緒でした。でも僕が途中で事故に遭って入院し、それからはもう顔を合わせることはありませんでした」
結構重傷で手術が大変だったので、と硲からの質問に丁寧に答える。喋っている東海林の表情はどこか幼く、視線を下にして誰とも目を合わせてすらいなかった。
「話!」
「え?」
「話そう、少し」
目元を服の袖で拭いて目の周りを赤くしている舞田は、東海林の腕を掴んで事務所から飛び出して行った。
◆当時の反応◆
XXX @xxx
再会した時の舞田類の歪んだ表情が良き
XXX @xxx
待て待てまいたるとしょーじ尊すぎ
XXX @xxx
これがAパートってマジ??Bは泣くぞ
XXX @xxx
有栖川くんって声がお高めだけど、東海林は声が低くて、でも笑い声が少し高くて……ってマジで好き(語彙力)
XXX @xxx
舞田類の泣きめちゃくちゃ良いんじゃこの野郎〜〜〜!!!!!
(榎木くん最高)
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作者名:のん | 作成日時:2023年8月4日 20時