20 【公式】岩茸VS畠中【切り抜き】 ページ20
YouTubeにチャンネルができ、突然始まった企画。
岩茸Aと畠中祐が何かと勝負をして勝ち負けを決めるというシンプルなもの。
今回はその中で特に面白かったところを切り抜いて動画化した。
「えー、今回は“箱の中身はなんだろな!?”対決をしようと思いますよ、Aさん。」
「そういうのって色々なところでやってない?」
「やってますねはい。」
2人はシンプルに隣同士で座り、それぞれの前には箱がある。
「…で、私たちの目の前にある箱に何かが入るわけですね?」
「ですね。えーっと、箱の中身を当てたら勝ち。3回勝負で、負けた方が特製ジュースを飲むらしいです!」
「ベタな企画ですね。」
と、岩茸がたまに出る無感情の顔になる。
「ふふっ。」
畠中とスタッフたちは小さく笑っていた。
先攻:岩茸 後攻:畠中
【1回戦】
「あ。これタオル?」
「んーっと…お皿?」
2人ともすぐ答えることができ、成功。
【2回戦】
「…本?」
「じゃがいも?」
2回戦も同様だ。
しかし、3回戦。
「では最後ですね。Aさんの箱の中は____えぇ!?これ大丈夫なんですか!?」
畠中が彼女の箱の中を見て、目を大きく開けて驚く。
彼の様子を見て不安が止まらない岩茸。
「祐くん何!?」
「え、これやばいっすよ!?事務所オッケー出してます!?」
「えぇ!?」
実は箱の中に入っているのは、生のタコであった。
「ぬるぬるしてる…?」
早速箱の中に手を入れて触る岩茸。
「無理。本当に無理。」
「これ、Aさん当てたらすごいっすよ…。」
、
、
、
結論、無理だった。
「タコぉ!?」
岩茸は答えを聞いて叫びまくる。
彼女がこうだったので、
「ちなみに俺の箱には何が入る予定だったんですか…?」
と彼は聞く。
スタッフは“同じです”と答えた。
「マジかよ…。」
それはそうと勝負は畠中の勝ちであった。
そして岩茸は不味いと噂の特製ジュースを飲んだ。
しかし畠中は彼女を見てあまりにも辛く、彼も一緒に飲んだのだった。
最後は「不味いね。」「何が入ってるんですかね。」と2人で笑い合っていた。
「次の日、お腹壊してないかな…。」
「もし壊したら一緒に休みましょ。」
「ふふっ。そうだね。」
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作者名:のん | 作成日時:2021年8月15日 19時