10:知ってる? ページ10
部活、の休憩時間中。
俺、菅原孝支。行動します。
「なぁ影山。」
「?菅原さん。」
足を伸ばして床に座っている影山のところへ向かった。そして影山の隣に座る。
俺の言動に少し動揺していた。
「あのさ、」
「はい。」
周りには絶対、特に大地には聞かれないように影山の耳元で小さな声で喋る。
「及川の連絡先って知ってる?」
「え、おいか______。」
やめて。人の名前を出すんじゃない、と影山の口元を押さえる。
「しーっ。」
「はい。知ってますけど…。」
「マジか。」
「それがどうしたんですか?」
「あーえっと、ちょっと話したいことがあってさ。」
「そうなんスか。じゃあ部活終わりに紙に書きますね。」
「おーサンキュー。」
最悪の場合、青城のところまで行こうかなと思っていたけど…。
まずは第1クリア。
*
「まさかこんなにテンポがいいなんて。」
と、自分の部屋のベッドに横になる。
横になって、右手に持っている1枚の紙切れ見ながら。
_________実は昼休みに大地が言っていたのは、及川のことだった。
“あいつ、ある意味経験豊富だろ”と。
いやいや、なんで及川!?と思った俺だけど、大地の言っていることは正論だった。
それに及川からは“爽やか君”って呼ばれていた気がする。
あいつはあだ名つけてばっかだよな。チームメイトも色々とつけていたような。
及川のことについて振り返っていたら、いきなり携帯が鳴り出した。
「……あ、これって。」
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紫推莉 - 本当に面白かったです。大学生編があったら絶対読みます!!いい話をありがとうございました! (2022年6月12日 12時) (レス) @page37 id: 476647d32d (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - ☆天香☆さん» コメントありがとうございます。私もどのような流れでくっつけていこうかなと迷っています(笑)頑張っていきますのでよろしくお願いします。 (2019年11月19日 17時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
☆天香☆ - ただただ純粋でにぶちんな二人が愛しいです・・・!!お前ら早くくっつけ!!と思いながら読むのが楽しいです。応援させて頂きます! (2019年11月19日 12時) (レス) id: 63e3e21700 (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - 海石榴《ツバキ》さん» コメントありがとうございます。頑張って更新していきますのでどうぞよろしくお願いします! (2019年11月17日 22時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
海石榴《ツバキ》(プロフ) - とても面白かったです!応援してます! (2019年11月17日 22時) (レス) id: 906a0c9fbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノン | 作成日時:2019年11月17日 15時