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5日目 ページ6

金曜日。1週間の終わりではないけれど、学校に行くのは今日で最後。


教室の空気は意外と心地が良いのだ。

その心地が良い、というのは隣の席の赤葦君がいるということも関係しているのかもしれない。彼とは随分と親しくなってきた方だ。しかし、今日は、









「今日は赤葦が熱で休みだな。」

「!」









先生からの言葉があったように、“赤葦君は熱で休みらしい”。



















「四葉、いいか?」

「はい。大丈夫です。」









彼と親しかったのは、家が近所であることも関係しているのだろう。






放課後、職員室に寄ると先生から今日のプリントを赤葦君に渡してほしいとのこと。

家の帰り道の途中なので引き受けた。





その後、私はコンビニで飲み物やゼリーなどを買った。



















家に寄るのは初めてで少し緊張する。

ピンポーン、とインターホンを鳴らすと数分もしないうちにドアがガチャッと開く音がした。









「あ、赤葦君!?」

「…四葉…さ、ん…?」









なんと出てきたのは赤葦君本人だった。









「ま、まだ熱あるよね?安静にしなきゃ…。」

「今、お、れしかいない…から。」

「!ご、ごめんっ。」









親は仕事なのだろう。









「プリント類と、コンビニで買ったもの持ってきたの。」

「四葉さ、んにうつ、る…。」









やはりそう言うと思った。だから一応マスクも買ってきたのだ。









「大丈夫、マスクするから!お邪魔します!」









彼の体を支え、部屋へとゆっくり運ぶ。

体温から伝わってくる。すごく熱くて、苦しそうだ。

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設定タグ:ハイキュー!! , 赤葦京治 , HQホラー   
作品ジャンル:ホラー
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- ( ̄ー ̄)bグッ! (2021年5月30日 22時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
タケ焼き - なんか最後の もちろんアタイも の所がすんげーぞっときた (2020年5月2日 22時) (レス) id: b1a2c58828 (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - 瑠衣さん» ありがとうございます! (2020年4月10日 15時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣(プロフ) - 完結おめでとうございます!面白かったです!これからも頑張ってください!応援しています! (2020年4月9日 23時) (レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - 瑠衣さん» コメントありがとうございます。更新頑張ります! (2020年4月2日 14時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノン | 作成日時:2020年4月2日 13時

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