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43の作戦 ページ43

「…で、そのまま流すのかよ。」


「そ。」









 
一方その頃、黒尾と夜久は1年のあかりのクラスに行く途中である。









 
「あーあ。なんかAもお前に似てきてちょっと悲しいや。」









 
夜久は黒尾の性格のことを言っていた。悪い方向にいっていると。









 
「えー?それって俺が性格悪いみたいな感じじゃんかー。」


「いやそうだろ。」


「え。」









 
黒尾の言ったことを夜久が肯定する。それに驚く黒尾。そんな2人は、もう1年の教室に着いたらしい。









 
「なんか、悪いことしてる気がする。」









 
夜久はそう言うが、









 
「あかりちゃんの方がもっと悪いことした。」


「!」









 
と、黒尾は“事実”を言った。









 
「よし。じゃあ________ねぇあのさ。」


「?はい。」









 
黒尾は教室にいる女子に話しかけていた。









 
「…ナンパしてるような感じがしてやべぇ。」









 










 
屋上。









 
「じゃ、私の言いたことはそれだけね。」


「!ち、ちょっと待ってください…。」









 
あかりちゃんの顔は空の青色くらいに青ざめていた。やばいなと今思ったらしい。今そう思っても遅いだけなのに。









 
「私、今からあかりちゃんのクラスに行くから。兄ちゃん達じゃ不安だから。」


「ちょ、待っ…!」









 
私は勢い良くドアを開けて屋上を去る。それから階段を降りて、廊下をダッシュ。


後ろの足音が凄いから私も走る。絶対に追いかけているような気がするから。



ちらっと後ろを向いたら、









 
「…やっば。」









 
やはりさっき、後ろにいた男子が走ってきていた。



生憎、走ることは好きなので捕まらないだろうと思う。1階まで行くのは疲れてしまうけど。

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つーぼ - 最高っす (2020年8月11日 20時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - _柘榴石_さん» ありがとうございます。頑張ってきます! (2020年2月14日 5時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
_柘榴石_(プロフ) - 無理せず自然体で頑張ってくださいね。更新待ってます! (2020年2月12日 20時) (レス) id: 1e4618e274 (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - れん。さん» ありがとうございます!!時間があるときに更新します。頑張ります! (2020年1月30日 16時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
れん。(プロフ) - 合格おめでとうございます!いつも楽しく見てます。更新頑張ってください (2020年1月29日 12時) (レス) id: 18f6533485 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノン | 作成日時:2020年1月12日 21時

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