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放課後。
体育館へ向かう。
_______そういえば、もうすぐ合宿が東京であるはず。
私はたまたま、武田先生の話を聞いていた。
「....」
無言で扉を開ける。
あぁ....私も翔陽君達みたいに「こんにちはー！」って叫びたい.....
霜「先輩！挨拶して入らないと駄目ですよ！」
「！」
扉を開けた瞬間、霜月さんが私のところに来た。
______どうしよう。
澤「あぁ霜月、最近Aの喉の調子が悪くて声があまり出ないんだ」
と大地君は言った。
ありがとう。
霜「えぇ！？そうなんですね！でも、自分の体調管理が出来なくてマネージャーの仕事が務まるんですかぁ？」
「...っ..」
______変な空気になった。
翔陽君や飛雄君は、速攻の練習をやめ、こちらを見ている。
他のみんなも。
潔子ちゃんや仁花ちゃんは作業をやめていた。
シーン...と静まり返っている。
武「あの！！」
「！」
その時、武田先生が入ってきた。
_______空気が変わった。
澤「先生、どうしたんですか？」
武「えっとね....実は4日後...東京で合宿があります！！」
日「おぉ！？」
影「東京ですか！」
喜ぶ人もいれば、緊張している人がいた。
私は後者だ。
東京とか都会だし、ハラハラドキドキする。
こんな私が行っていいのだろうか。
＊
帰り道。
菅「大丈夫？」
「？」
菅「最近、暗いからさ」
【大丈夫】
菅「....もしかして、さっきのこと気にしてる？」
【...え？】
______________________
______________
________
それは30分前に遡る。
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作者名：ノン
| 作成日時：2019年3月17日 18時
