４２ ページ43
.
赤「じっとしててください」
「...っ」
今、治療中。
....赤葦君から。
赤「すみません。ちょっとしみますけど...」
頬とふくらはぎの傷の部分に消毒する。
そして頬には絆創膏、足には包帯を巻いた。
【ありがとう】
赤「いえ、怪我が浅くて良かったです」
月「また1人で霜月と会っていたんですか」
「...」
月「その様子じゃ図星っぽいですね」
【ごめん...】
黒「ったくよ〜...これ、完全に犯罪だぞ」
「...」
.
.
皆の練習の時間を潰してしまった。
さっきまで皆は楽しそうにバレーをしていたのに。
・・・。
あぁ。
“私がここの近くを通ってしまったから”...
皆の邪魔をしたんだ。
私、何のためにここに来たっけ。
____________私、邪魔してるだけだ。
迷惑なことしかしてない。
「...っ」
木「おーい！？どうしたー？」
自然と涙が出てきた。
日「え、え、こ、こここれどうすれば...！？」
菅「あ、おーい黒尾ーA知らな...い.....か」
黒「お、ちょうどいいところに」
菅「何？黒尾、A泣かせたの」
黒「違う違う違う！！」
その時。外から孝支君の声が聞こえた。
菅「どうした。何があった」
「...」
菅「その絆創膏と包帯。怪我したのか」
【うん...】
菅「それは自分で？それとも...」
「...」
菅「そっか。A、こっち来て」
「！」
孝支君は何かを察した様子だった。
私は腕を引っ張られ、体育館の外へ出る。
孝支君にも迷惑をかけてしまった。
こんなことなら、
合宿、行かなきゃよかった。
.
.
私がいなかったら、平和だったはずなのに。
だんだんと目の前が真っ暗になってきた。
……To be continued
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 723人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノン
| 作成日時：2019年3月17日 18時
