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菅(大丈夫かな...)
澤「月島、ナイッサー!」
今、俺達___________烏野は梟谷と練習試合をしている。
流石、強豪校だ。
とても強い。
俺はコートの外から、試合を見ていた。
__________内心はAのことばっかり心配している。
縁「大丈夫ですよ」
菅「え?」
縁「さっき説明して、皆...納得してましたから」
菅「!」
縁「大丈夫です。あ、今は確か...音駒の方にいますね」
菅「じゃあ夜久くん達か...うん、大丈夫かな!」
縁「はい」
この練習試合が始まる前、俺は全員を集めた。
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菅『貴重な時間を割いてすみません...!大事な話がありまして...
烏野のマネージャー、平川Aは声が出ません。なので、色々と大変かもしれませんが...』
及『いや、大変じゃないよ』
菅『え...?』
赤『はい、大丈夫ですよ』
澤『スガ...良かったな』
菅『うん...!......あ、あと最後に、Aは左利きというのも知っておいてください』
黒『どうして?』
菅『そ、それは後ほどわかる...!』
______________
俺が最後言ったのは、“一応”だ。
何かあったら、携帯で録音するよう言ってるけど...
絶対に楽しい合宿にするんだ。
それで...
俺の気持ち、伝えたいな。
*
私は外で音駒全員分のスポドリを作っていた。
今は練習試合中。
外には霜月さんの姿はない。
まだ中にいるのかな。
試合が始まる前、黒尾さんと夜久さんに会い、ホッと安心した。
でも油断してはいけない。
霜「あ、Aせんぱぁい!」
「!」
その時、霜月さんが外へ出て、私の方に来た。
霜「スポドリ作ってるんですかぁ?」
「...」
頭を縦に振った。
霜「まだ声出ないんですか。どれだけ体調管理出来てないんですか。マネージャー失格ですね。あ、そうだ」
「?」
霜「青城の分のスポドリも作っておいてくださいね」
「!?」
霜「私、応援で忙しいんですよ。まぁ喉の調子が悪くて声を出して応援も出来ないアンタは関係ないかもしれないけど」
「...」
私だって...
皆と一緒に、
声に出して応援したい...!
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月17日 18時