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次の日。
合宿当日。
合宿を行うのは東京なので、早く出発する。
なので午前4時頃に起きた。
正直言って眠い。バスの中で寝ようかな。
そう思いながら、荷物をまとめる。
菅(さてと。Aは起きてるかな)
窓から、隣のAの部屋を見てみると、明かりがついていた。
菅(もう時間だし、外出よう...)
今日の朝からは霜月から連絡はなかった。
ホッと安心する反面、不安もあった。
＊
玄関を出てみると、もう先にAが待っていた。
菅「A、おはよ」
(コクッ)
あぁ、Aも眠そう...
学校に向かいながら、俺が色々と喋る。
菅「ちゃんとスケッチブック持ったか？」
(コクッ)
Aは試合の前に応援として、スケッチブックに“応援の言葉”と“下手な絵を描く”。
Aは絵を描くことが苦手なのに、試合前の時間に素早く描く。
その絵は毎回ランダムで、その下手さが良く皆を笑わせている。
この前は....ウサギだったっけ？
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___________
_____
【練習した成果を出して、思いっきりバレーをしてください！】
菅「ぶふっ」
田「ちょ、Aさん！隣に描いてるの何ですか！？」
【ウサギだよ！？】
日「う、ウサギなんですか！？」
西「あっはっは！Aさんの絵いつも下手っスね！」
旭「ちょ、西谷！」
【下手でも皆が笑ってくれれば良いの！】
____________
そうそう。最初、ウサギの絵だと思わなかったなぁ...
俺、最初宇宙人かと思った。と、いうのは秘密....
菅「今回も何か絵を描くの？」
「....」
菅「どうした？」
【絵、下手だし馬鹿にされる】
菅「そんなことない！俺達はAの絵のおかげで元気が貰えてる！」
【そっか...じゃあ描こうかな】
菅「おう！」
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作者名：ノン
| 作成日時：2019年3月17日 18時
