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私の数メートル先に2人がいた。


なんで霜月さんがいるんだろう。
近所なのかな。




2人は楽しそうに話をしていた。





でも、






(孝支君の笑顔、作り笑顔だ)






いつも見ている孝支君の笑顔とはちょっと違った。






(...遠回りして行こう)






私は2人と正反対の方向に向かった。


この状況で2人に会うより、遠回りして学校に行った方がマシだ。









遠回りをしたので、いつもと違う道を通った。






(あ、公園だ)






行く途中、1つの公園があった。
少し小さい。


このままサボってしまいたいな、とか思ってしまった。



何思ってるんだろう。私、今年受験生なのに。


私は立ち止まって公園を見ていた。




小学生の頃を思い出す。孝支君とよく遊んでたっけ。






?「ねぇ君、何してるの?」






「!?」






その時。後ろから声がした。
後ろには男性2人がいた。


し、身長...高い!






?「及川、早くするぞ。遅刻する」






?「えぇ!?ま、待ってよ!あ、君も遅刻しないようにね!」






そう言い、2人は去って行った。









及「ねぇさっきの子、烏野の制服だよね」






岩「あぁそうだな」






及「どうしたんだろう。あんな場所で」






岩「さぁな」






及「まぁ...もう会うことはないだろうけど」









さっきの人に言われた通り、遅刻しそうだ。
急がなきゃ。























私が学校に着いたのはチャイムの鳴る数分前だった。






澤「あ、おはよ。どうした?今日遅かったな」






(コクッ)






澤「それにスガと一緒に来てなかった...よな」






(コクッ)






大地君は何か察したようだ。




その時。チャイムが鳴った。急いで席に着いた。




私は隣にいる孝支君を見た。






「!」






孝支君は、怒っている様子であった。



霜月さんと...何かあったのかな。

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設定タグ:ハイキュー!! , HQ!! , 菅原孝支   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月17日 18時

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