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菅「呼び出されて、刺されたと...?」






霜『はい...急に“右手”にカッターを持って...グサって刺されましたぁ...』






右手...か。
アホすぎて笑ってしまう。






菅「そっか。そりゃあ痛かったね...うん。ありがとう。それじゃ」






霜月の返事を聞かず、俺は電話を切った。






菅「...」






田「スガさん、」






菅「あー...アホすぎて笑っちゃうね」






田「え?」






菅「今までのぜーんぶ嘘。嘘だらけ」






田「そうっスね...」






澤「スガ。どうするんだ。まだ明日もあるぞ」






菅「まずはAを1人にしないこと。そして霜月関係のものは全部録音すること。いい?A」






(コクッ)






Aは頭を縦に振った。



そしてAは何かを思いつき、スケッチブックに何かを書き始めた。






【私が声が出ないのを霜月さんには黙っててほしいんです。あと皆さんが味方...?ていうのも】






日「ど、どうしてAさんの味方っていうの黙っておく必要が?」






月「味方だっていうのを霜月が知ると、被害が増えるでしょ」






日「?」






山「ほら、今度は脅しがあるかも。“こうしなければ◯◯がどうなっても知らないよ”みたいな感じで...」






日「あぁなるほど!え、でも霜月さんがいた時は...」






旭「助けられないってことだね...」






菅「何考えてるんだよ、A」






意味がわからない。




霜月がいる時は俺達は何もするな?


じゃあAが苦しい時に何も出来ない。






【大丈夫だって!先生も言ってたでしょ?何かあったら相談するから。大丈夫だよ】






菅「...っ」






この時のAの笑顔は無理をしているように見えた。









帰り。




Aと一緒に帰ったものの、俺は何を話せばいいのかわからなくて、結局一言も話さなかった。

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設定タグ:ハイキュー!! , HQ!! , 菅原孝支   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月17日 18時

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