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菅「えっと...俺、Aのことが好きだから、お前の気持ちには答えられない」
霜「そ、そうですよね...」
菅「ご、ごめん」
告白された後、俺は自分の気持ちを霜月に伝えた。
こうやって告白されて、頭に浮かぶのはやっぱりAだった。
______________俺が一生、Aを守るんだ。何があっても。
菅「じゃあまた部活でな」
霜「...はい」
俺は先に屋上を出た。
霜「___________どいつもこいつもA先輩ばっかりッ！！」
霜月がそう言ったのを聞かずに。
_____________
教室。
菅「たっだいまー」
澤「どうだった？」
菅「んー？なんかお悩み相談的なやつだった！」
澤「そっか。俺はてっきり告白かと」
菅「違うよ！？」
俺は教室に戻り、“嘘をついた”。
恋愛事とか他の人に正直言うのもあんまりね...と思って。
菅「そういう大地達は何の話をしてたの？」
【霜月さんのこと】
菅「...あー...」
霜月のこと話してたのか。
菅「なんかあいつ、引っかかるよなぁ」
澤「そうだな...合宿では何事もなく“平和に終わればいいけど”...」
菅「...うん」
合宿。平和に、安全に終わってくれ、と願うばっかりだった。
合宿が終わった後、俺達の顔は笑顔なのか。それとも___________。
＊
部活。
菅「日向、ナイスレシーブ！
影山ー、今日調子良いなぁ！」
日「あざっす！！」
影「っス！」
合宿前の部活。
みんな、力が入っている。
一生懸命さが伝わってくる。
俺も1、2年に負けてられねぇなぁ...
菅「...よしっ！」
バシッと頬を叩き、集中する。
霜「あのぉA先輩...」
「？」
霜「ちょっと...いいですかぁ？」
(コクッ)
集中しようとした時。Aは霜月と何か話していた。
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作者名：ノン
| 作成日時：2019年3月17日 18時
