story14 ページ15
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「おぉ、天馬くん！ごきげんよう！」
「熊…!?やっぱり俺、夢を見てるのかな…？」
天馬、それが夢じゃないんだよ、これが。
私だって、何度頬を抓ったことか。
キャラバンからワンダバが降りてくる。
フェイはすぐさまワンダバの方へ駆けて行った。
「さっすがワンダバ！時間ピッタリ！」
「フェイ、試合は順調か？」
「あぁ〜、ちょっと苦戦中…。」
「やはりこの大監督、クラークワンダバット様がいないとダメのようだな。」
大威張りで言うワンダバ。
ふんっと両手を腰に宛てている。
天馬は目をパチクリさせて、ワンダバを見詰めていた。
「え、監督だったの？」
「熊でしょ？それにぬいぐるみだし…。」
そんなワンダバとフェイとよそに、
私と天馬は後ろにいたチームのみんなに尋ねていた。
ところが突然、目の前にいたはずのチームのみんなが消えた。
「「ええぇえぇ――ッ!?」」
「あ、言ってなかったね。彼らは僕が出している化身の一種。
"デュプリ"と呼ばれているんだ。彼らは実体じゃないんだよ。」
「じゃ、ホントはいないってこと？」
「だからフェイの動きが鈍くなってたんだ…。」
「そういうこと！デュプリっていっても、化身は化身だからね。」
「天馬くん、安心してくれ。
キミとサッカーとの出会いの歴史は元通りにしておいた。」
「そ、そうなんですか…？」
「歴史の変更は、定着するまで時間が掛かる。
変えられた直後であればあるほど、元に戻しやすいんだ。」
…わけがわかんない！
もうそろそろショートしそうだ。
「よくわかんないけど、これで俺はサッカーを忘れられないで済むってことだよね？」
「うん。」
「そうなの？よかったぁ〜。」
それならいいんだよ！
サッカーを忘れられないで済むのなら！
あ、でも…雷門のみんなは…。
「ねぇ、「それよりもワンダバ！頼んどいたもの、取ってきてくれた!?」…。」
遮られた…。
フェイが言ってる頼んどいたものって、お使いのことだよね？
何を頼んだんだろう…？
「もちろんだ！このワンダバ様に不可能はない！」
「すっごいじゃん！早く見せて見せて！」
フェイが急かしていると、ワンダバはどこから出したのか、銃を出してきた。
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夏月 - この小説、面白すぎて一気に読んじゃいました！寝不足で頭痛がヤバいですけど…((((お守りをくれた人って…お兄さんですかね？伏線貼りとかが凄くてめっっっっっっちゃ面白いです！最後まで読みます！！サッカー最高だぜ！← (2019年8月6日 23時) (
レス) id: fa1636623a (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - 音無春奈さん» コメありがとうございます！大好きだなんて光栄です！すごく嬉しいですし、励みになります！更新頑張りますね！ (2016年3月12日 10時) (レス) id: 15bd33d3b3 (このIDを非表示/違反報告)
音無春奈(プロフ) - 「ー月光の巫女ー」シリーズ大好きです（≧∇≦）最近読み始めたばかりですが、気付いたら夢中になっていました！これからも楽しみにしています(o^^o)あと…もちろん応援しています(*^^*)これからも頑張ってください！ (2016年3月12日 9時) (レス) id: 29bd618043 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - 涼風れいさん» 話的にもーちょいかかりそうだけどねー。えー？そっちかーい(笑) (2015年3月2日 20時) (レス) id: 4395e408d4 (このIDを非表示/違反報告)
涼風れい(プロフ) - ついに来たー!!時空最強イレブン探し!!でも一番気になるのは…夜月ちゃんの着る服!!どんな服着るのかなぁ？楽しみにしてるよ♪続編頑張ってね♪ (2015年3月2日 18時) (レス) id: 532da60a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 | 作成日時：2015年1月10日 21時
