大先生。 ページ22
『鬱様にはこちらの書類を直してもらわないといけないんですけれど、よろしいですか？』
Aが書類を鬱先生に渡すとそれを見た鬱先生が少しうーんと唸りAに言った。
ut「ちょっと分からんとこあんねん、教えてくれへん？」
『……分かりました。』
鬱先生に言われたままAは彼の部屋へと入る。その部屋は煙草と少しの香水の匂いが漂っていた。
『それで、どこが分からないのですか？』
Aは鬱先生に聞く。
ut「………Aちゃんって警戒心ないよね。」
鬱先生はAをベットに押し倒す。
『………ああ、そういうことがしたかった訳ですか』
ベットに押し倒されたAの髪はお団子になっていた髪が解け、綺麗な長髪が乱れていた。
ut「真昼間から盛るつもりは無いんやけど…それから鬱様じゃなくて鬱先生とか大先生って呼んでもらいたいな？」
鬱先生はそう言いながらメイド服の第1ボタンと第２ボタンを外す。
『………なら夜に声をかけてくだされば良かったのに、大先生。』
え？と驚いた声を出した鬱先生は気づいたらAと、位置が入れ替わっていた。
Aは自分の下唇の赤いリップを自分の右手の親指に拭ってつけた。そして鬱先生の耳の裏から顎にかけてのフェイスラインを人差し指でなぞり、自分の親指についたリップを大先生の下唇に付けた。
艶めかしく微笑んでAは鬱先生の耳元で囁いた。
『私に食べられないように気を付けて下さいね？』
呆然としたままベットに寝転がっている鬱先生を後にAは部屋のドアまで行く。
『その書類、今日提出なのでよろしくお願いしますね。』
Aはそう言って出ていった。
ut「………はぁぁぁぁぁぁぁぁ。Aちゃん疲れるわぁ」
そう呟く鬱先生は少しニヤリと笑った。
――――――――――――
Aはゾムの部屋の前に立っていた。扉をノックし、返事を聞いた後部屋に入った。
zm「もう終わったで……ってどないしたん!?」
ゾムは髪が乱れ、メイド服の第２ボタンまで外れて、下唇のリップが擦れているのを見て声を荒らげる。
『ああ、ちょっとあってね。ゴムも無くなってもうた。ゾム髪ゴム持ってない？』
Aが何事もなかったかのように話すのでゾムは自分の髪を止めていた黄緑色のゴムを渡し、部屋の椅子に座らせた。
zm「とりあえず何があったか話してくれんか？」
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シー(プロフ) - まとまりさん» わざわざ調べてくださったんですねありがとうございます！ (2020年4月21日 16時) (
レス) id: 268aa0a0d3 (このIDを非表示/違反報告)
まとまり - 33ページのロシア語意味調べました。さてはシーさん神ですね？ (2020年4月21日 16時) (レス) id: d455a140fe (このIDを非表示/違反報告)
シー(プロフ) - 志麻センよりのcrewさん» ありがとうございます！もっとバンバン更新できるように精進してまいりますのですのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月3日 1時) (レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
志麻センよりのcrew - とっても面白いです！頑張ってください！完結お待ちしています！ (2019年6月10日 9時) (レス) id: 7d11b5b59f (このIDを非表示/違反報告)
ロシス - シーさん» そうなんですか！？なんか、とっても楽しみになってきました♪いつでも楽しみに待っておきます！ (2019年5月6日 21時) (レス) id: 235877c413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シー | 作者ホームページ：https://twitter.com/Sea_see_San?s=09
作成日時：2019年1月13日 11時
