花束と幸せ 3束 ページ44
しばらくすると、オーケストラによる音楽が奏でられ始め、ユウとヒナタを筆頭に次々とダンスを始めた。グルッペン達4人は壁際に立っていたが、しばらくするとグルッペンがAに声をかけた。
gr「Will you dance with me?」
『Of course』
少し小洒落た感じでそうやり取りをし、2人はダンスを踊り始めた。
その姿は会場にいる者の注目を集めていた。2人の金色と銀色の髪がフワリと回る事に揺れ、赤と青の目の色が交わり、二人の着ている黒い服はその姿を引き立てていた。何時しかそこは2人だけの空間のようになっていた。1曲が終わり、皆がはっと気づいて踊り出すと共にAはトントンの誘いを受けていた。
tn「わ、私とも踊っていただけますか？」
『もちろん』
2人は踊り出した。今度は身長差が完璧な上、黒髪のトントンと銀髪のAが踊っているためその場所だけが別の空間のようになっていた。Aとトントンの目がふと合った時、2人は満面の笑みを浮かべたため、他国の者にはデキてるのではないかと勘違いされたのだとか。
さて、その後階段の上から花嫁であるヒナタによるブーケトスが行われた。Aは関係無いしなーと思い、少し離れた場所にいたのだが、ヒナタが投げたその花束は一直線にAの元へやって来て、手の中へ納まった。
『うっそ……』
ヒナタ「Aさん、良かったですね。」
そうヒナタが声をかけ、しばらくするとパーティーは終わりとなった。そして皆が帰っていき、会場に残っているのはユウとヒナタ、そして我々だけとなった。
gr「では、我々もこれで。」
ユウ「おう、また来いよな」
2人がそう挨拶し、帰ろうとしたその時、壁に隠されたドア意外の全ての窓とドアから黒い覆面をした男達が入ってきた。
「……皇太子め、幸せそうに結婚するんだってな！我らの国を潰しておきながら……覚悟しろ！」
そう男達の中の一人が叫び、A達を攻撃してきた。
Aは頭で考える。自分の隣には今、ヒナタがいる。ヒールを履き、慣れないドレスを着ているシャオロンがその場から動けないためトントンと2人で男達と応戦しているところにヒナタを連れていけば1番安全だとAは判断した。シャオロンは近接戦闘が得意なため、敵は近づくと必ずと言っていいほどやれれる。トントンもいるため1番安全だ。
『ヒナタ様、失礼します。』
Aはそう声をかけ、ウエディングドレスのヒナタをお姫様抱っこし、シャオロンとトントンの元へ行った。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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西 - この方角に福があるはずです
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シー(プロフ) - 狐さん» 狐さんありがとうございます。直しておきました。これからもよろしくお願いします！ (2018年11月26日 6時) (
レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - 初コメ失礼します。鬼ごっこ4の所おるが降りるのおるになってる気がする。(漢字ダメ野郎)あっていたらごめんなさい (2018年11月25日 22時) (レス) id: b010f9e5a3 (このIDを非表示/違反報告)
シー(プロフ) - 腐・林檎さん» 腐・林檎さんありがとうございます。期待を裏切らなくて良かったです笑 (2018年11月25日 17時) (レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
腐・林檎 - 紺狐(ユウ)さん» 言っちゃ悪いかもしれないので、先に謝罪します。すいません、ユウさんって、ユウちゃんっスか？部外者が失礼しました。 (2018年11月25日 13時) (レス) id: bedc22dee4 (このIDを非表示/違反報告)
腐・林檎 - シーさん» 私の期待を裏切らない。そんなあなたが大好きです＾＾鬼ごっこいいですね。面白いです。更新頑張って下さいね（＾ω＾） (2018年11月25日 13時) (レス) id: bedc22dee4 (このIDを非表示/違反報告)
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