安田さんにプロポーズされてみませんか？((ニヤ (ページ1)

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私には付き合って3年になる恋人さんがいます。

あ。ちゃんと男性ですよ。

私、ソッチじゃないんで。

…まぁ、これ見たら女としか思えないか。

「なぁ、A！この服可愛いなぁ♪今度買いに行こなぁ～♪」

ソファーに寝っ転がり高い声できゃあきゃあ騒ぐ恋人。

そんな高い声、どっから出てんの？

超音波か？

女子力の塊。

「ふふふーんふふふー♪♪」

おや。今日もご機嫌にかの有名ディズニー映画のお歌を唄ってらっしゃいます。

「ねぇ、変なこと言ってもいい？」

「もちろんよ。」

一人であの台詞をいい始めました。

危険信号黄色ですね。

「ねえ、変なこと言っていい？」

私に向かって言って来ましたよ。

私、この映画、よく分かんないんだよな……。

「…も、もちろんよ。」

「僕と結婚してくれ。」

え？そんな感じなんだ。

でも、なんかテレビで見たことある。

えっと…確か、

「…も、もっと変なこと言っていい？

もちろんよ………？」

「よっしゃ。プロポーズ成功したぁ♪」

「はっ？え！？」

「はい。じゃあ、コレ。書いて。」

テーブルの上に置かれた『婚姻届』。

「え！？章ちゃん、遊びだったんじゃないの！？」

「遊びちゃうよー♪試したん♪」

「もぉ～…。」

とかい言いながら、婚姻届にサインした私でした。

恐らく世界一あっさりした分かりにくいプロポーズだと思う。

あのナントカとナントカの女王、ありがとう。