大丈夫。第１章 (ページ2)

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2：異変ページ2

タダヨシ▷▷▷

亮ちゃんの異変に気づいたんは丁度１週間前

トイレで吐いてるんを見て、心配したのを覚えてる
でも、その時は「大丈夫」って流されてもうてそのまま

やけどそれから何にも言ってこないから治ったんかと思ってたんやけど‥‥‥

昨日また、トイレで吐いてるんを見てもうたから今回はちゃんと聞かな
さすがに１週間も体調悪いんやったら病院行かなあかんレベルやし

大「亮ちゃん」

亮「ん？何？」

大「話したい事あってさ………」

亮「たぁ」

大「ん？」

亮「先に話してもいい？俺からも、言わなアカンことあるから」

大「うん？」

亮「…………………別れよ」

大「………………えっ？なんで？俺何かした？」

亮「…………………」

・

・

・

亮「赤ちゃん出来た。」

大「え？」

亮「ごめん。たぁと別れて、ちゃんと堕ろすつもりやから。」

大「俺の子………やんな」

亮「…………………」

大「２人で育てへんの？」

亮「………………………」

大「俺じゃあかん？」

亮「……………でも」

大「俺、亮ちゃんとお腹の子が幸せやったらどうなったってええから。俺は亮ちゃんとお腹の子育てたい。」

亮「……………ｸﾞｽｯ………」

大「一緒に赤ちゃん育てよ、なっ？」

亮「…………ﾋｸｯ………ｸﾞｽｯ…」

正直な驚いたで？
やってさ、ただの風邪かと思ってたら赤ちゃん出来たって

でも、何を言われても俺は、亮ちゃんとお腹の赤ちゃんと一緒に生きてく