【HQ】新 婚 生 活【宮侑】

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〜2時間後〜



お酒も食もいい感じで回ってきたとこで、何故か恋愛トークとなる。





花「こいつ、高校の時もフラれて、最近もフラれたんだよな爆笑」



『え！及川選手ってフラれるんですか！？』



及「ちょっ、マッキー黙ってて！！」



花「もうずっとネチネチ言ってたの懐かしいわ。」



『ネチネチ言うタイプにも思えないのに！
意外すぎます！』



及「もうマッキー！！
言っとくけど、昔からモテてるし！」



花「今、彼女は？」





と、鋭い目線で及川選手に言う花巻さん。





及「…ｲﾅｲｹﾄﾞ。」



花「ほらな！笑笑」



『はははっ爆笑』




いつも何考えているか分からない花巻さんも、昔の友達がいると生き生きしている。




及「そう言うマッキーはどうなのさ！」



花「もちろん彼女いるけど。」



「『えぇぇ！？』」



及「えぇって事はAちゃんも知らなかったの？？」



『初耳です！』



花「そういえば言ってなかったわ笑」



『ですよね！』



及「いや、Aちゃんも初耳笑うんだけど笑」





楽しい飲み会は久しぶりで、お酒が進む。



何となく自分が酔ってるなぁとも分かる。



時刻は20時過ぎ。



21時半の新幹線の最終に乗るとしたら後1時間ぐらい。



でもまだまだ話し足りなくて、、



この後大阪に帰るのもめんどくさいなぁって。



ホテルに泊まろうかなぁって。



こう言う時に東京に家がないのがとても辛くて。



東京に引っ越したいなぁって思う。



思うだけで、侑には言わないけど。





そんなことを考えていると、及川選手が“そういえば。”と言った。




及「Aちゃんはさ、彼氏いるの？」










．







『え？』



花「は？」




花巻さんと目を合わせる。



まさかの質問に一瞬で酔いが覚めてしまった。



え、これは冗談？




及「ん？」




なになに？と、頭の上にハテナマークを浮かべている及川選手。



その顔を見て冗談で言っているわけではないと分かった。





花「そっか、お前知らねーんだ。」



及「え？なになに？
もしかして超お熱い、熱愛報道が出てるとか？？」




いや、その上です。




及「あ！もしかして結婚してるとか！」



花「うん。そう。」



及「いやマッキー冗談はいいよ！」



花「いや冗談じゃなくて。」



及「え？」



花「黒崎、既婚者。」



及「…え、





ええぇぇぇぇ！！！？？」







今日一番の叫び声を聞いた。




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