休日 ページ16
11:00
宮家の休日は11時から始まる。
『ん……』
侑「お、起きた？」
『…うん…おはよ。』
侑「おはよーさん。」
お互いオフで、外に出る予定もない日は、起床時間が遅い。
侑は基本6時起きが、休日だと8時起き。
Aは日によって変わるが、基本5時起きが、休日だと11時起き。
寝ることが趣味の一つというAは、予定のない休みの日は、目覚ましかけない。
それでも侑はAより早く起きて日課であるランニングに必ず行き、1時間は走ってくる。
もちろん、その間Aはぐっすり夢の中だ。
『今何時…？』
「11時半」
『…もう昼じゃん。
ふぁー…ご飯どーする？』
と、自身の枕を背もたれにし足を伸ばして動画を見ている侑に聞く。
ランニングを終え帰ってきた侑は、まずシャワーを浴び、軽い朝食を取る、そして寝ているAの横でバレー動画を見るのが休日のルーティンだ。
「んー、さっき冷蔵庫に昨日のご飯残っとったの見たで。」
『なら昼はご飯で。』
まだ目を開ける気がないAは目を瞑ったまま、侑と話す。
『何がいー？』
「なんがええかなぁー。」
『冷蔵庫の中ほかに何あった？』
「あんま大したもん入っとらんかったで。」
『えー、困ったなぁ。』
「あ、チャーハン食べたい。」
『いいねー、チャーハンにしよー』
ふぁーっと欠伸を大きな欠伸をするA。
そんな彼女を見て侑は笑った。
それにつられてAもふふっと笑い、侑の腰に腕を回し、抱きついた。
侑はスマホを横に置き、Aの頭を撫でる。
「なんや、今日は朝から甘えたさんやな。」
『うーん…そーかも。』
「否定せんのも珍しいわ。」
『ふふふっ
たまにはいいじゃん。』
「めっちゃええわ。
そんで、ほんまにAの髪はサラサラやなぁ。」
『撫でたくなる頭でしょ？笑』
「超撫でたくなる頭や笑」
ぐしゃぐしゃっと撫でた後に、Aの腕を優しく引っ張り、彼女の顔を自身の顔まで持ってくる。
Aは自然と、侑の太腿の上に座った。
見つめ合い、ふふと笑って触れるキス。
「ブリーチなしで明るい茶色ってええなぁ。」
Aの後頭部に手を添え、反対の手で腰に手を当てた。
『ミルクティーベージュって言うんだよ。』
「美味しそうな名前やん。」
もう一度見つめ合う。
そして本日2回目のキスをした。
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お と め。(プロフ) - ぅゅ??さん» 気にいただけたようで本当よかったです！私も書いてて楽しかったです💕 素敵なリクエストありがとうございました！ (2022年9月26日 21時) (
レス) id: bb9c0f9b31 (このIDを非表示/違反報告)
お と め。(プロフ) - りんごさん» そう言っていただけるととても嬉しいです！！書いた甲斐がありました！！りんごさん！リクエスト今書いている最中なので、もう少し待っていただけると嬉しいです🥺 (2022年9月26日 21時) (レス) id: bb9c0f9b31 (このIDを非表示/違反報告)
お と め。(プロフ) - りんごみずさん» お返事遅くなってすみません💦 そう言ってもらえてよかったです！リクエストありがとうございました！ (2022年9月26日 21時) (レス) id: bb9c0f9b31 (このIDを非表示/違反報告)
ぅゅ??(プロフ) - めちゃくちゃいいお話😍 (2022年9月26日 7時) (レス) id: c89b33c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 休日の話読まさせてもらいました！！ほんとに最高です！！次回も楽しみにしてます！ (2022年9月24日 20時) (レス) @page20 id: 28c5113cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お と め。 | 作成日時：2022年2月26日 17時
