【HQ】新 婚 生 活【宮侑】

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『え、夜久選手可愛い！』


夜「いくら黒崎Aに言われても嬉しくないな。」



「「「はははっ爆笑」」」」




「…。」



(ぜっっっんっ、ぜっん！！話に集中できへん！！！)



え、ちょっっと待って。今、落ちつ…


なんで角名達がAとイチャイチャしとるん？←


って、いやいや、一旦落ち着こ。これは落ち着かなあかん。




と、自分に言い聞かせて、監督の話を聞いているふりをしながらバレないよう深呼吸をした。



(ふぅーー…って！！！なんでや！！)



深呼吸しても、整わない心。



(そこは俺に取材しに来て、イチャイチャするところやろ！！)



ほんまにアイツは何考えとんねん！！！


俺と公の場でイチャイチャできる時やろ！！


なんでせんのや！！なんで来んのや！！




監「___宮！大丈夫か？」


「！
あ、はい！大丈夫っス！」






•
角名side



『それでは、続いての質問に答えてくださるの___』


角「貸して。」




と、横から台本とマイクを取る。



ちょっと角名くん？？



明らかにそう顔に書いてあるAを無視して、マイクを口元に近づけた。




角「それでは、続いては宮選手にお聞きしたいと思います。」



『え！？』




カメラさんと視線であっちと伝え、監督との話を終えた侑のところへ行く。




角「あ、いました。宮選手ー」




ぶっちゃけプレー以外で、自分から目立つようなことはしない。



でもさ、さっきから侑、ずっとこっち睨んできてたのA気づいてなさそうだし。



その周りの他の人も気づいてなさそうだし。



というか、睨んでる本人ですら無自覚だと思うし。





「なんや、スナ？」




惚けてるふりして実は嬉しがってんだろーな。




角「今から子供たちの質問について答えてください。
じゃ、よろしく。」




呆然としているAにマイクと台本を返して急足でその場を去る。



昔から侑は変なところで素直じゃない、ずっとうじうじしている。そのくせ態度にすぐ出る。



告白する時も、うじうじしている侑がやっとの思いで遠回しに告白したのに、本人はどう言うこと？の一点張り。



素直になれない侑に対して、Aははっきり言うタイプ。



うまく噛み合う時もあれば、噛み合わない時もある。



そんな2人を付き合ってる当初から見てきた俺。



噛み合わないときは、手助けが必要なの昔から変わっていない。




___だから、仕方なく共通の友人が助け舟出してやったんだ

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