恋心…4 ページ4
テンポよく交わされる会話を聞きながら、
又自分が情けなくなる…。
倉 「名無しちゃんが、ヤスの彼女じゃさ無い事は
分かった!!」
視線を向けられ、頷く。
倉 「じゃ〜。俺の、彼女にならへん!?」
名無し『…?』
安 「何言ってんねん、いきなり。」
名無し 「……………。」
視線を安田さんに向け、救いを求める。
安 「ほらぁ〜。めっちゃ困ってるやん、ごめん
なぁ〜。」
首を振る答える。
名無し 「あ、あの…。私…外で時間潰して…。」
安 「あかん!!」
強い口調で言葉を際切られる…。
倉 「何!?いきなり…。」
安 「あ…。ごめん、もぅ遅いし、この前かて…近
くのスーパー行く言うて2時間以上、帰ってこん
へんかったし…そない、気い使わんかてえぇね
ん。」
倉 「…俺は、気にせぇへんから…居り。にして
も2時間は長いなぁ〜何しててん?」
名無し 「知ってる道が有るかも…って思って…
ウロウロしたら…迷子になっちゃって…。すみ
ません。」
安 「行くのはかまへんから、明るい内に帰って
きいゃ…。なぁ…。」
倉 「それ、小学生を心配する親やんか、完全
に。」
安 「うっさいなぁ〜。」
倉 「そんなん心配なら、GPSでも付けとったら
えぇちゃう!?」
安 「そこまでは…せぇへんから…。」
名無し 「すみません…。」
安 「で…大倉どないするん!?」
倉 「泊まるでぇ。名無しちゃん口説かなあかん
し♪」
安 「せやから、冗談やめぇって。」
倉 「あはははは♪だって名無しちゃんかわええ
やんかぁ♪」
顔が熱くなってたのを感じ、うつ向く…。
倉 「ほら、お父さん満更でも無いでぇ♪」
名無し 「………。えぇ…と…。その…。すみま
せん…。」
倉 「えぇ!?俺…フラレたん?」
安 「さぁ〜!?どないやろ。名無しちゃん今日は
オレのベット使ってえぇから、先に寝なぁ。疲
れたやろ…。」
名無し 「す、すみますん…。じゃ…お先に失礼
します…。あ、あの…安田さん…。」
安 「どないしたぁ!?」
名無し 「……いぇ…。大倉さん、安田さんお休
みなさい…。」
立ち上がり、安田さんの部屋に向かい足を進め
る
安 「名無しちゃん。机の上のipat好きなように
使ってかまへんから…。おやすみ〜。」
言いたいことが通じ、笑顔がこぼれ頷き部屋を
後にする。
88人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みけねこ(プロフ) - 初めまして。お話、ドキドキしながら読ませてもらってます!この先どんなお話になるのか楽しみです。 (2020年3月10日 12時) (レス) id: 5ac0d2c424 (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - 月桜で作者って検索したらあるよ。占いツクールで。 (2017年8月20日 19時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま。(プロフ) - 月桜さん» えΣ(゜Д゜)そんなことに…。どうやったら行けるの!? (2017年8月19日 17時) (レス) id: 6d20e51ccc (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - 月桜とちゃま。の相談室っていうホムペにきて!来たらコメントしてね(^∀<) (2017年8月19日 10時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
月桜 - いいよ!ありがとう♪ (2017年8月14日 13時) (レス) id: 89fc8f4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゃま。 | 作成日時:2017年8月11日 0時