恋心…。

恋心…18 ページ18

契約書を交わし、それから毎日の様に大倉さんからは、LINEが届く…。


名無し 『すごくマメなんだなぁ〜。』


安 ｢どうしたぁ!?」


名無し ｢いや…。大倉さんからLINEで、今日はご飯何？って…。｣


安 ｢アハハ…。毎日マメやなぁ〜。で、今日は何？」


名無し ｢安田さんは、何が食べたいですかぁ!?」


安 ｢ん〜。｣


軽く目を瞑り、頭を傾け考え中のポーズで考える安田さんの答えを待つ。


安 ｢じゃ〜今日は休みで外に食べいかへん!?大倉の奢りで♪｣


名無し ｢え!?」


安 ｢タマには、えぇんちゃう？大倉に食費払って貰わんと！なっ。俺からLINEしとくから、名無しちゃん着替えて準備してき〜。｣


安田さんに促され、部屋に行くように促され、
着替えをしている時安田さんの話し声が微かに聞こえる。


着替えを済ませて、部屋を後にし安田さんに声を掛ける。


名無し ｢あの…本当に良いんですかぁ!?｣


安 ｢タマには、外にも出らんと窮屈やん。あ！やっぱ、それ似合ってる♪｣


以前かってもらった服を見てやさしく、微笑む…安田さんに少し戸惑う。


安 ｢もぅ、準備万端!?｣


名無し ｢はい…。｣


安 ｢やったら、出ようか。｣


名無し ｢戸締まり確認してきます。あの…大倉さんは大丈夫でしたかぁ!?｣


安 ｢大丈夫やて、調度良い具合に大倉も仕事終わる時間みたいやし。行こ！｣


戸締まりを確認し、玄関を後にする。

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