恋心…。

恋心…15 ページ15

横 ｢そうかぁ〜｡じゃ〜自分の事知っとる人とかは…。」


あなた ………首を横に振り、項垂れる…。


ヒナ ｢じゃ〜、自分の名前もまだ分からんのか!?｣


倉 ｢せやから、名無しちゃん言うてるやん。もう、亮ちゃんめっちゃ、名無しちゃんビビってるやん、虐めんといて。｣


亮 ｢虐めてへん!!ただ…聞きたい事聞いてただけゃ…。」


倉 ｢名無しちゃん大丈夫!?｣


名無し ｢いや…私は大丈夫です…。皆さんとお話しをしていただけですし…。」


倉 ｢俺も聞いたときは、少し疑ったけど…ウソやないみたいやし、ヤスも医者もそう言っとんやからそうとちゃう!?それに、今日俺も事故処理付きおうてきたし。」


横 ｢分かったって…。思い出せんのが一番辛いねんから、がちゃがちゃ言うなぁ!!｣


ヒナ ｢お前が一番、うるさいわぁ!!じゃ〜自分を探してる人とかは…？」


名無し ｢一応…HPとか…いろいろ見ては要るんですが…。警察にも年格好が、一致すると連絡が来ます…。」


亮 ｢せやけど、ヤスの所に居る必要ある!?｣


名無し 「…………｡｣


安 ｢俺が、居ってええ言うてん。名無しちゃんめちゃ不安そうやったし、一応、いま俺が身元保証人になってもうたし…。何か聞いてんやけど…施設ある見たいやけど…一人でそないなところ行く方がめちゃ不安になってあかんく成りそうな気ぃして…。」


横 ｢ヤス終わったんかぁ!?｣


安 ｢うん。早かったやろ〜!!｣


亮 ｢う、うん。別に、威嚇しとった訳ちやうかなら…ただ…。」


安 ｢わかってる。心配してくれてんねんなぁ、おおきに…亮。」


笑顔を返し、撮影へと促す。

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