二人の関係…｡(red編) (ページ31)

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二人の関係…。31 ページ31

結局、先輩の部屋から追い出され村上くんを連れて自分の部屋に帰るり、二人で脱力感を口にしながらソファに座り込む…。

安｢( ´Д｀)…。｣

脱力感を感じたのも束の間、台所に足を向け、冷蔵庫からビールを取りだし村上くんに渡す…。

安｢はい…。」

ヒナ｢おおきに…。」

安｢俺、着替えてくるわぁ。」

ヒナ｢あぁ…。」

プルタブに指をかけ、渡したビールを開けながら、そっけない返事が帰ってくる。
短い会話が、虚しい…。

『……♪♪♪♪♪♪ ～…………。』

安｢ん!? 誰 ?｣

携帯の着信に気付き着替えながら、話しかける…。

すば｢…おれ…。早よ～開けんかぁい!!何こんな頑丈な所住んどんねん!!面倒くさいわぁ…。」

安｢え!?しぶやん!?開けろって、今何処なん?｣

すば｢下やぁ!!開けろって…。」

村上くんが連絡着いたんかなぁ!?

着替えを済ませた急いでインターホン前に行き鍵を開ける。

安｢しぶやん来たで！連絡取れたん？」

ヒナ｢おん…。え!?すばる来たって…？」

手にしていた、缶を勢いよくテーブルに置き慌て答える。

安「電話で開けろって…。うるさいねんもん。今、下に居る言いよっかたか、もう来るとちゃう!?｣

ヒナ「……そうかぁ…。」

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すばるside

自動ドアに行く手を塞がれ、苛立つ…。
安に電話し、開けて貰いやっとドアが開く。

ホンマに何でアイツらだけ、こんなえぇ所住んどんねん！腹立つわぁ～｡

エレベーターに乗り込み、ボタンを押し緊張する気持ちを抑えながら、エレベーターの扉が開くのを待つ。

変わらない時間なのにやけに長く感じる…。

扉が開いたかと思えば又…扉が重く閉ざされている。