二人の関係…｡(red編) (ページ2)

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二人の関係…｡ 2 ページ2

別に､何しててもえぇやん｡私の勝手やんかぁ｡

ちょっとムッとしながら､残りのプリンを堪能し

終わりカップをテーブルにおいた瞬間､不意にす

ばるの顔が目の前に現れ唇が重なる…｡

あなた｢…んッ………｡｣

軽く重なった唇が深く重なろうとした瞬間､すば

るの胸に両手を伸ばし距離を測る｡

あなた｢…いきりなんなん!?この､酔っぱらい!!｣

すば｢今日､泊まる!!｣

あなた｢はぁ!?ヒナの所に泊まれば良かったじゃ

ん｡｣

すば｢うっさい!!ちぃ…｣

突き放されたのが､気に食わないのか…舌打ちを

しながら残りのビールを飲み干し､着ていたスー

ツをおもむろに脱ぎ始める｡

あなた｢ち､ちょっと…何脱いでるのよ!!｣

すば｢寝る!!｣

パンツ一枚になるやいなや､ベットに大の字にな

り､ふて寝し始める｡

脱ぎ散らかしたスーツを､手に取りながらベット

にふて寝するすばるに声をかける…｡

あなた｢もぅ､そんな格好で寝たら風邪引いてまう

やろ｡｣

すば｢…うっさい!お前は俺の､おかんかぁ!?｣

あなた｢人が心配してんのに…Tシャツくらい…｡｣

すば｢お前が温め…｡｣

上半身を起こしたすばるに､腕を捕まれベットに

引きずりこまれる｡

あなた｢ち､ちょっと…すば…｡｣

言葉を遮るかのように､唇が深く重なる…｡

求められるまま唇を重ね合わせ､抵抗と言う言葉

が頭の隅っこに追いやられる｡

すばるの唇から､お酒の香りと熱が伝わり自分が

酔っ払っているような感じに陥る…｡

あなた｢…んっ…はぁ…｡｣

甘い吐息が漏れる…｡

それに合わせるかのように､すばるの指が服の上

から谷間をとらえる…｡

あなた｢ち…ょっ…｡すば…あっ…｡｣

すば｢…ん!?｣

見た目華奢な体が､男の色気を醸し出しさっきま

で子供のように拗ねた瞳が､自分を求める瞳に見

え胸が高鳴る…｡

ズルイ…｡その目弱いの知ってるくせに…｡

すばるの唇が首筋を這い､熱を帯びたすばるの吐

息が耳にかかる…｡

何をきっかけに…!?

そんなん､わからへん…｡

ただ…｡なすがままに…お互いをその時だけ求め

てしまっただけや…｡

…昔…みたいに…｡