∞さん､ウチくるの?! (ページ16)

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メンバーを全員見送り、深いため息を吐く…。

お、終わったぁ…。

リビングに戻り、コーヒーを味わいながら飲み込む。

三田｢貴方さん…仕事の話しなんですが…。｣

貴方｢何？」

片付けをしながら、三田ちゃんがバツの悪そうな顔を一瞬する。

三田｢今度、この作品の会見みたいなのするって言ってたじゃないですかぁ…。｣

貴方｢あ～言ってたね。｣

三田｢で…。それに貴方さんも参加して下さい…っと、上司の沙汰がありまして…。｣

貴方｢え!?だって、出ないって言ってたじゃん…。｣

三田｢いゃ～。それが…やっぱり結構話題性ありまして…予定変更で…と上が…。｣

貴方｢出ないよ！私｡｣

三田｢貴方さん、すみません、決定で…。又服用意しますので。｣

素早く反応する三田ちゃんが…憎い…連絡事項を言い切ったのを最後に、バックを手に取り玄関に向い、しつれいしま～す。と帰って行く。

三田ちゃんの後ろ姿を追いながら…又悩みの種が増えたことに頭を抱える…。

リン｢ふふ～ん。良かったね♪｣

貴方｢良くない!!｣

リン｢自分の作品でしょ！自信持ったら!?」

ニマニマしながら、マグカップに口をつけるリンを睨む。

砥上｢そうよ～昨日はあんなに堂々としてたじゃない!!｣

貴方｢昨日は昨日…。｣

砥上｢大丈夫よ。私も、協力してあげるから♪先ずは…服見に行きますょ。｣

リン｢良かったじゃん♪プロが見立ててくれるなら私も、安心する～。｣

二人して楽しんでる様にしか思えない不適の笑み…。
でも何処か、心強く思うのは何でだろう…。