転校生「1」 ページ1
「よし、髪型もバッチリ!いってきまーす!」
私、風川瑠奈(かぜかわるな)
中学3年生。
今日から新しい生活の始まり
田舎から都会に引っ越すの少し不安だったけど
スマホで「転校生 どうしたら友達できる」
とか昨日散々調べたし、大丈夫だよね。
自信満々で私は玄関のドアを勢いよく開けた
春らしい爽やかな風が私のポニーテールを揺らした
私は横目でなびいてる髪の毛を見て笑みがこぼれた
ストレートアイロンで真っ直ぐにしたかいがあった。
私はくせっ毛だからこんなにサラッと髪がなびくことなんて今まで1度もなかった
でも転校祝い?みたいな感じで 昨日お父さんに買ってもらったんだ
転校、案外いいかも!
機嫌上々で学校まで歩いていると同じ制服の子と何度がすれ違った
「あの子と同じクラスになるかも」
とか
「私の方みて話してるー!」
とか考えてるうちに
学校の校門まで来てしまった。
ううっ、いざここに来るとちょっと緊張する
「ふーっ」
一息ついて学校の玄関に向かって歩いた
ひらひら桜が落ちてくる。
登校してくるみんな桜に見とれている。
うん。大丈夫だ。みんな私の事みてない。
そう信じて私はポケットから封筒を出した
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作者名:夢歌 | 作成日時:2019年11月17日 19時