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「でも離れても絶対に見つけそうやね、お互いに。」
くしゃりと綻んだ笑顔でこちらを見つめる国崎はやっぱり向日葵みたいだ。けれどさっきまでの不安は無い。もし国崎が突然消えたら俺は死に物狂いで探すだろう。例え夏しか出会えない、そんな存在でも。国崎ならひょっこりと出てきそうだしもしくはそのまま最期まで出てこずじまいかもしれない。
それでもきっと国崎なら探す過程だって楽しいだろうという漠然とした胸の高揚があるのだ。
「そう、だな。どこにいても絶対俺は国崎の事を見つけるよ。」
「･･･という事で！ね！さっき向こうに永野さんいたから会いに行こうや！」
「コワ･･･。それはもう明らか嘘だろ。」
突然とんでもない嘘をぶっ込んできた国崎は多分照れている。案外シャイな国崎は打たれ弱い。
「ね、Aは何食べたい？」
「あぁ、うどん、とか？」
いくら向日葵のお陰で日陰にいれるとしてももう暑さの限界を向かえそうだった。せっかくならば冷たい麺類でも食べたい。暑さに負けてうどん屋さんがこの近くにあるのかも分からずに口から出てしまった。そしてそれが悪かった。
「じゃあうどん屋に行っちゃお！」
「ちょっ、もしかして当てずっぽうで行くつもりか！？」
向日葵の間をかき分けて大人二人でかけていくのは余りにも無茶苦茶だ。なのになんでこんなに楽しいんだろう。子供のように無邪気に破茶滅茶に全力疾走すると今まで考えていた事なんて何もかも全部どうでもよくなって幼い頃以来久しくなっていた無敵感を感じながら自然と口から笑い声が漏れてしまう。
国崎はやっぱり俺に楽しいことを教えてくれる。向日葵が夏に咲くのは夏には暑すぎて着れない国崎の黄色ジャージの代わりなのかもな、なんて馬鹿げた事を考えたのは夏の暑さのせいだ。
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白昼夢(プロフ) - 嬉しすぎて混乱しているので乱文になってしまってすいません…🙇🏻♀️ 感想を送ってくださって本当にありがとうございます、とっても励みになります！これからも遅筆ながらにたくさんサさんの話を書いていくのでよろしくお願いします…！ (2023年1月4日 0時) (
レス) id: c583532045 (このIDを非表示/違反報告)
白昼夢(プロフ) - Twitterのフォローもありがとうございます。Twitterでもたくさんお褒めいただけて褒め殺しとはこういう事なのかと身をもって体験しました…。設定や世界観が好き、と言われたことや♡爆をされたことが初めてで嬉しさと照れが混じってくすぐったい気持ちです🫠 (2023年1月4日 0時) (レス) id: c583532045 (このIDを非表示/違反報告)
白昼夢(プロフ) - Cmaさん» 読んでくださって私の話を好きと言ってくださるだけでも嬉しいのに、とっても詳しく感想を送ってもらえて本当に嬉しいです…！私が自給自足の為に書いた話が自分以外のサさんに夢を見ている人に届いてこんなにも喜んでもらえたということがとてもとても嬉しいです…🥲 (2023年1月4日 0時) (レス) id: c583532045 (このIDを非表示/違反報告)
Cma - お気に入りマークを押した1人として読んでいましたが、最新話の文章に胸を打たれてしまい思わず感想を書きました。これからもずっと読ませていただきます。お体に気をつけて頑張ってください。応援しています。 (2023年1月3日 23時) (レス) id: c457c5465c (このIDを非表示/違反報告)
Cma - コメント失礼します。つい最近この小説を見つけstmkw3のお話にのめり込んだ者です。緻密で美しくて柔らかいとても素敵な物語をありがとうございます。少し前にstmkw3にハマった身に染み渡っております。白昼夢さんの書かれるstmkw3がとても好きです。↑ (2023年1月3日 23時) (レス) @page45 id: c457c5465c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白昼夢 | 作成日時：2022年4月20日 17時
