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奴は絵に描いた様に大きく吹き飛ばされ、歯は抜け、鼻血を出していた。近くの女子達が直ぐに奴に駆け寄っていく。奴は気絶しているようだった。周囲の人間が、私を恐怖のこもった目で見つめる。

「ふんっ。貴方のような丸々と肥えてまさに豚のようなお方にはストレートで十分ですわ。一度本物の豚箱に入ってみたらどうでしょう?とってもお似合いですわよ?あぁ、あと取り巻きの奴らもご一緒にいかが?」

私の発言により、何人かの取り巻きが怒ったように顔を赤くする。
しかし私は全く気にせず周りのヤツら一人一人を見据え、そして。


「いいこと!?この娘がブスでもブスじゃなくても!いじめるお前らはみんなクソでしてよ!!仲良く豚箱にでも入ってなさい!!ばーーーか!!!」


と、盛大に中指を立てた。


「なっ・・・!」
「このアマァ!!」

私の煽りにまんまと乗せられた取り巻き達は、私の顔面めがけて拳を振りかざしてきた。

「ひっ・・・!!」

後ろで見ていた女の子が小さく悲鳴を上げる。

しかし私は私で怒りが頂点に達していたので、余裕でその拳を受け流した。なんだこの弱っちいパンチ。欠伸が出るかと思ったわ。

「え・・・?」

さらにどよめきが走る。

「あらこんなもの?口だけで大して強くもなんともないのねぇ。」

「な、なんだよお前・・・!!」
「うるせぇかかってこいやオラァ!!」

おっと口が悪くなってしまった。
そこからはもう、大乱闘スマ●シュブラザーズの始まりだ。

「て、てめぇ!!お前こそ大して美人でもねぇくせによ!!」
取り巻きが何か言っているが負け犬の遠吠えなんてこれっぽっちも興味無い。
つか逃げないって事はもう全員処刑ってことでおk??



結局全員ボコってやった。ざまあみろ。

「あ、あの・・・ありがとう・・・ございます・・・。」

私が1人で余韻に浸っていると、後ろから女の子の消え入りそうな声が聞こえたので、私は女の子に向き直った。
そこには可憐な顔の美少女が立っていた。
え、めっちゃ可愛い。なんでそんなに可愛いの??家宝にしたい。

「あ、あの・・・?」
「あ、いえ。全然いいんですよ。困っている人を助けるのは当然の事です。」
「え、でも、私の為に・・・あんなに沢山・・・。」

女の子は私の後ろの山積みになった取り巻きに視線を向けた。

「・・・ああ、全然平気です。むしろスッキリしました。」

・・・まるで前世の自分を見ているようで(死んだ目)。

私の言葉を聞いた女の子は少し驚いた顔をし、それから小さく笑った。笑うと更に可愛くなる。天使かな。

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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 私ブルロのキャラ全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです!出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!楽しみにしてます! (11月19日 8時) (レス) @page8 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
アムス - 美醜逆転に最近ハマったきっかけがこの作品なんです!!投稿楽しみに待っています_(:3」∠)_ (7月9日 20時) (レス) id: 9e21e9a7d9 (このIDを非表示/違反報告)
シェラ(プロフ) - ぴみさん» ありがとうございます!凛ちゃんの可愛さは万国共通だと思いますまじで。(黙れ)これからも頑張ります!! (2023年3月24日 15時) (レス) id: c2cb4d5a5b (このIDを非表示/違反報告)
ぴみ - めっちゃ好きです!凛ちゃん可愛い!これからも頑張って下さい!! (2023年3月24日 15時) (レス) @page13 id: a370e1aadc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェラ | 作成日時:2023年3月23日 0時

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