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「ほらほら早く!」
「ええ〜・・・」

渋る私を母はグイグイ引っ張り、リビングへと連れて行った。そしてテレビを指差す。
なんだよじゅん様なら見ないぞ。あいつは普通にブス。

私が追うようにそれを見つめると、そこには『8歳の天才サッカー少年、糸師冴選手!』とデカデカと特集がされていた。
わぉ、イケメン。そして可愛い。私と同い年ぐらいかな。


って・・・糸師、冴・・・??


「凄いわねー、冴くん。元気にしてるかしら。」
「ん???」
「あら覚えてないの?糸師冴くん。幼稚園一緒だったじゃない。弟の凛くんも。」
「え・・・・・・ああああぁぁぁ!!!」

私は驚愕の声を上げる。
あの冴くん!?よく凛くんと私に引っ付いてた!?
そして幼稚園の割には少々、いやかなり口が悪かった冴くん!?
サッカー始めたんだ。つかなに『天才少年』ってカッコイイなおい。こちとらあだ名ボスだぞ。

冴くんは相変わらずで、リポーターの人からのインタビューをうるせー。の一言で片付けていた。いや強。リポーターの人困惑してるじゃんか。

「でね、週末に冴くんの試合があるみたいで。冴くんママからお誘い受けたんだけど、Aも行かない?久しぶりに2人に会えるわよ。」

「・・・・・・行く。」

ちょっと悩んだ末に私は行く事にした。どうせ週末予定無いし。スポーツ観戦は嫌いじゃないし。何より2人に会いたい。・・・誰お前とか言われたら泣くけど。
そだ、2人の好きなお菓子持っていこ。
何だったっけ。



そして数日後。



私は母と、冴くんの試合が行われる広場に訪れていた。
わあ人多いな。

結局2人の好きなお菓子は思い出せなかったので、家にあった大量の飴玉を持ってきた。だから今バッグは飴でパンパン。甘いのの他にも塩分チャージとかもあるよ。
冴くんには塩分チャージを上げよう。

「Aちゃーん!!」
「あ、凛くん!」

遠くから私を呼ぶ声が聞こえたので、目を向けると、そこには凛くんと糸師ママが立っていた。冴くんは試合前のミーティングとかで居ないっぽい。

「Aちゃん、ひさしぶり!!」

私が2人に近付くと、凛くんはキラキラとした笑顔で私に抱きついてきた。
は????


・・・無理。可愛い。好き。泣く。

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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 私ブルロのキャラ全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです!出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!楽しみにしてます! (11月19日 8時) (レス) @page8 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
アムス - 美醜逆転に最近ハマったきっかけがこの作品なんです!!投稿楽しみに待っています_(:3」∠)_ (7月9日 20時) (レス) id: 9e21e9a7d9 (このIDを非表示/違反報告)
シェラ(プロフ) - ぴみさん» ありがとうございます!凛ちゃんの可愛さは万国共通だと思いますまじで。(黙れ)これからも頑張ります!! (2023年3月24日 15時) (レス) id: c2cb4d5a5b (このIDを非表示/違反報告)
ぴみ - めっちゃ好きです!凛ちゃん可愛い!これからも頑張って下さい!! (2023年3月24日 15時) (レス) @page13 id: a370e1aadc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェラ | 作成日時:2023年3月23日 0時

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