誰かの為に慣れてるかな、 (ページ8)

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ジェシー

壁にもたれかかるこーちにすぐ駆け寄った
少し薄暗く、怪我ははっきりとわからない
だけど酷い怪我なのはわかる

北「こーちっ！！お前、なんでこんな無茶してんだよ！！」

北斗の言葉にこーちは、、
なぜか微笑んだ、、、、

高「スタっ、、、ス、、スタッフ、さんは、、助かった、、？」

こんな状況でも自分より相手の心配？
いい人すぎるよ、、、
こーちを少しでも安心させてあげなきゃ！

ジ「こーちのおかげで！慎太郎が救急車に運んでくれてる！」
こーちは嬉しそうに少し泣きながら、
高「よ、、、よかったぁ、、」

そう言った。

そんな雰囲気も束の間

ポロッ、、、パラパラ、、
崩れる予兆が見え始めた。

北「こーち、そろそろここがやばいから外出るぞ、まだ気をしっかりな！」

意識を失いかけているこーちに
そう声をかける北斗

北「ジェシー！こーち運ぶぞ！」

北斗の掛け声で俺は
こーちにできるだけ負担が無いよう
急いで外を出た。
絶対に3人で助かる。、、

間に合え、、なんとか、、！

バァーーーン！

よかった、間に合った、！！
すぐにこーちを下ろす

こーちの腹には服が巻いてあり止血はしたみたい。
でも、もう血で全体が染み込んでいる。
北斗はそれを見て自分の服を折りたたんで
こーちの怪我を止血した。

するとこーちは北斗に手を伸ばし
弱々しい声でいった、
高「ほ、、、、ほくっ、、と、、」
北「あんま無理して喋んなよ？どうした？」

高「もし俺が、、もし、ぉぉ俺がダメだ、、ったら、、その時はSixTONES、、、をよろしく、、」

まるで最後の言葉のように、、、、、

北「こーち何言ってんだ！？絶対助けるから！」

北斗

俺はジェシーに言った

北「ジェシー！救急隊員探して担架も一緒に呼んで！ここから動かすのはちょっと危険だ、、はやく！！！」

ジ「、、、、っうん！！！泣」

ジェシーは泣きながらも必死に走って行った。

北「こーち？大丈夫、、か？」

急に2人きりになり不安が押し寄せる、、、

高「、、、ほ、、ほっくと、、」
北「なに、、？」
高「泣いても、、、、いいんだよ、、うっ、、心配させたの、お、れ、だし、、、」

その言葉を聞いて俺は子供みたいに泣いた。

北「こーちっ！！！ｸﾞｽｯこ、こわ、、おれ怖かった！！」

高「ほ、くと、、お願いしてもいい？」
北「なに、、？」
高「この、、、握ってる、手を外して、、だき、抱きしめて？」