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-ほんぺん にじゅうきゅう- ページ30
ｶﾞﾝｯ!!!!
サラ「こんなに硬い鉄の壁を一瞬で壊せる力があったのかぁ…」
レン「そんな事はどうでもいいだろ。で、この力弱められないのか？」
サラ「んーどーだろぉー？その力だと人間なんて簡単にバラバラだよねぇー」
レン「だな。」
サラ「まっ！レンちゃんの事だから大丈夫だと思うけどっ♡」
レン「その呼び方やめろ」
サラ「そんなに照れなくていいのっ♪それともあたしと一緒に居るぅ？」
レン「何されるか分からないから遠慮するよ。」
サラ「ちぇー、つまんないのぉ。」
レン「つまらなくてごめんなー」
サラ「…ねぇ？そんなにミラの事好きなのぉ？」
レン「は？誰があんな女……………」
サラ「じゃあアオは？」
レン「彼奴は姉だ。」
サラ「じゃああたしは？」
レン「お前は変わり過ぎだ。」
サラ「………じゃあ、リンは？」
レン「彼奴には六つ子が居るだろ。なんでそんな分かりきった事聞くんだよ。」
サラ「……だって、レンの隣はいつもリンだったから。」
レン「…そんなのとっくの昔だ。今はお前やクロ、シロやミラやアオ姉やサツがオレの隣に居る。」
サラ「………そっか。」
レン「………」
サラ「所でさ、レン」
レン「なんだ」
サラ「あたしの特別実験に付き合って♡」
レン「ふざけんな」
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