6. ソレは甘い罠 ページ7
yuujiro_side
風呂上がり、火照った体。
なんとなく夜風に当たりたくて、
窓を開けた。
すると、下の駐車場に男女。
女の方は、よく見たらAで。
男は、よく分からなかったが、なんとなく
あいつだと思った。
勇「あんなとこで何やって…ん？」
男の方がAの手を取って、ぎゅっと握った。
本当に何やってんだあれ…
とりあえず、Aが戻ったらお仕置きかなぁ。
そして扉の前で待つこと、数分後。
ガチャッ
勇「ねぇ…下で何してたの」
『え、えっと…その』
明らかに焦っている。
そんな姿が可愛くていじめたくなる。
勇「見ちゃったんだけど」
にっこりと黒い笑顔を浮かべつつ、
彼女の腕を引っ張る。
手を繋いだの見たくらいで、ここまでする必要ないとは思うけど、Aの反応が面白くて。
勇「ねえ？黙りですかー？」
『いや、あの、えっとね？』
勇「愛蔵でしょ」
『…はい』
勇「何してたの？」
本当は知ってる。
でも聞いてみる。
なんで？って、Aが嘘つきかどうか
確かめるため？かな
『別に何も…』
勇「正直に言わないと…」
『き、キスしてましたああああ』
勇「へーそう…はい？キス？」
『え、うん、キス』
待って。
窓から見てた限りそんな仕草はなかった。
はず。。。
勇「ほ、本当にしてたの…？え？」
『ふふ…引っかかったー！』
勇「・・・」
『窓から見てたんでしょ？知ってたもんね』
勇「・・・」
『覗きは良くないなぁ、勇次郎くん？笑』
ニタニタしながら言う彼女。
形勢逆転か。
これは、つまんない。
勇「も、もう寝るから」
『へーえ？寝ちゃうんだ』
勇「お、おやすみ！！」
『寝かさなーい！！あはは！』
ベッドに滑り込んだ僕を追って、
Aがベッドにダイブしてくる。
うえっと、アイドルらしからぬ声が出た。
そういえばさっき、名前で呼んでくれたなーなんて、呑気に考えつつAを受け止めた。
『おちつくー』
勇「そりゃ彼氏だし」
『すき』
勇「僕は大好き」
『愛してる』
勇「結婚する？」
『しよしよ！！ハーピバースデートゥゥゥゥ』
勇「それ違う」
『あははは！おやすみ！！』
勇「ふふ、おやすみ…」
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モモンガ - 続きが楽しみです！頑張ってください！！ (2021年3月30日 19時) (
レス) id: 878c6e890b (このIDを非表示/違反報告)
真夏 - めちゃくちゃ最高です！続き楽しみにしてます！！ (2020年11月1日 22時) (レス) id: 95a673577f (このIDを非表示/違反報告)
サクラ?(プロフ) - 小説化の要望、聞いてくださりありがとうございます！！！それだけでとても幸せな気持ちになりました！！！これからも頑張ってください！応援しています！！！ (2019年8月20日 0時) (レス) id: 9d96d74977 (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - みんみんさん» 初コメありがとうございます！！できるだけネタを絞り出しますね！！(( (2019年8月15日 0時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
みんみん - 小説化という要望聞いて下さりありがとうございます!!!!今までの好きスキkissも面白いです！続きめちゃくちゃ楽しみにしてます!!!!更新頑張ってください!!!! (2019年8月14日 23時) (レス) id: c36f6bb766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなやなか | 作成日時：2019年8月14日 1時
