ひみつ2. ページ3
そう。
ポートマフィア五代幹部の一人である、
中原中也には彼女がいる________。
その彼女というのが、紅坂A。
誰もが振り返るであろう美貌に、
何でもテキパキとこなしていく手際の良さ、
そして、彼女の異能力。
中「いつものよろしく」
『えー偶にはエレベーター…』
中「手前の方が早いだろ」
『まぁ…確かに…もう!!
異能力_____ブラッドハウンド』
彼女がそう云った瞬間、二人の姿は消えた。
そして、数秒もせずして、彼らは首領の部屋の前にいた。
お分かりいただけただろうか
彼女、紅坂Aの異能力は
触れた人やモノを一度見た場所へと瞬間移動させることが出来る。
又、彼女が云うカクテルの名前によって、効果は微妙に異なる。
中「さっきの…ブラッドハウンドって…」
『え?うん。"探さないで"って意味のカクテル』
中「じゃあ、俺らが此処に居ることは…」
『誰にも知られてないと思いますよ…中原幹部?』
そうにっこりと微笑みながら云う彼女は狡い。
トントン
『連れてきましたよー森さーん』
森「嗚呼、Aちゃん、ご苦労さま〜」
首領自ら扉を開けて顔を出すのは、
ポートマフィア内でも彼女くらいだという。
其れくらい、彼女は首領のお気に入りなのだ。
『あはは〜人使い荒いんですから〜』
森「そんな事ないよ〜…さあ中に入って」
『はーい。中原幹部も行きましょう?』
中「嗚呼…失礼します、首領」
森「うんうん。早速なんだけどねぇ…
君たち二人を此処に呼んだのは他でもない。ある任務をお願いしようと思ってね」
中「ある任務…ですか…」
森「うん、明日ポートマフィア傘下の企業のパーティーが開かれるのだけれど、其れに出て欲しい。そして、君たちには、其の夫婦を消してもらいたい」
『ふぅん…そりゃまた如何して?』
森「実は最近、マフィアのお金を横領している連中がいるとの報告があってねぇ…」
中「其れがその企業であると…」
森「そういうことだ。お願いできるかな…?」
『勿論』
中「全力を尽くします」
森「良い結果を期待しているよ」
その後渡されたパーティーの招待状を持って、二人は首領の部屋を後にした。
182人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華 - 面白かったです!!!続き待ってます! (2020年4月29日 0時) (レス) id: d464d4c3f4 (このIDを非表示/違反報告)
★ayaka★(プロフ) - 面白かったです。続き待ってます (2019年11月6日 22時) (レス) id: 65fd904e63 (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - 麦ちゃん さん» おめでとうございます!!!もう令和なってから3ヶ月と少し経つんですねぇ… (2019年8月12日 6時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
麦ちゃん - 令和元年おめでとうございます!! (2019年5月2日 4時) (レス) id: ad939e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - 。負け犬団長さん» 趣味wwww合うでしょう!!きっと!wwあら!乱歩さん推しなんですか!?可愛いですよね、ラムネの瓶のビー玉出してーとか、ねるねるね〇ねのとか!← (2019年5月1日 23時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かなやなか | 作成日時:2019年3月24日 23時