こっち。#勇次郎 ページ22
最近、僕の彼女は犬を飼いだした。
あ『まろん！おいで！』
ま「ワン！」
とててててっと、彼女のもとへ走って行く。
かわいい。
勇「まろーん。おいで？」
ま「ワン！」
今度はこっち。
呼ぶと尻尾を振りながら来る。
すると、彼女はまた呼ぶ。
あ『ま、まろん！！おいで？」
ま「ワン！」
まろんは、彼女の方へ行く。
彼女は立ち上がって、両手でまろんを抱えてケージの中へと戻した。
なんだろう。この嫌な予感。
あ『勇次郎…』
勇「何？」
あ『ん』
両手をガバッと広げて、こっちを見て来る。
何あれ、何あのかわいい生き物。
少しだけ意地悪してみようか。
勇「何？それ」
あ『来て。…おいで？』
勇「顔赤い」
あ『うるさい、いいから来て！』
しょうがないや、行ったげる。
でも、それだけじゃないから。
彼女の方へと歩いて行く。
たぶん抱きつけってことだろうけど。
グイッ
あ『ひゃっ！？何す！』
勇「んー、軽い…ちゃんと食べてんの？」
彼女を抱き上げてみた。
予想以上のリアクションをしてくれるから、こーやっていじるの、くせになりそうじゃん。
あ『おろして！』
勇「うん…はい。」
彼女を下ろすと、今度は僕が手を広げる。
それに気づいた彼女は、なぜか一歩後退した。
あ『無理無理無理！！腕力ない！』
勇「違う、そうじゃなくて…こっち。」
ぎゅっと彼女を抱きしめた。
柔らかい。さすが女子。
あ『っ…勇次郎がいい』
勇「何？聞こえないんだけど」
ふぅっと耳に息を吹けば、肩をビクッとさせた。
こんな近距離で、聞こえないはずはないけど。
あ『絶対に聞こえてるくせに…』
勇「そう？」
軽く彼女の�茲にキスを落とし、もう一度抱きしめようとした。
そしたら、抵抗された。
あ『そっちじゃない』
勇「え？」
あ『ん、、ふふ』
ちゅっと短く唇を奪っていった彼女。
これは予想外の展開。
勇「はぁ…」
あ『おかえしだから』
勇「わかってるって。ばーか」
あ『いたっ、、なんで叩くのー！？』
勇「お前が悪い。せっかく我慢してたのに。もー知らない。」
あ『え？う、うわ、、んぅ…』
彼女に深く口付けた。
僕はこっちが好きだから。
軽いお子ちゃまキスなんて、ごめんだ。
だって、僕らはもう大人でしょ？
ーーーーーーーーー
何が書きたかったかわからない話
by駄作者←
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かなやなか(プロフ) - アゲハさん» ほんまですか？！ありがとうございます！！なるほど〜愛蔵くんええですよね〜！新作でも今は勇次郎ですけど、もうすぐ出てくれると思うんで、楽しみにしちょってください！笑 (2019年8月17日 2時) (
レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - 新作読ませてもらってます。続き楽しみにしてます。もしよろしければ、イケメン系彼女との出会いとか学校生活とか読みたいです。次に小説化するのであれば、候補に入れてください(笑 愛蔵大好きなので(笑笑 (2019年8月16日 20時) (レス) id: 626aaf7bec (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - アゲハさん» え、それは嬉しい限りです！！！繰り返し読んでいただけるのって、すごいほんとに嬉しいんですよね…作者側からすると（すごい！我の語彙力欠如してるぅ） (2019年8月12日 6時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - みんみんさん» します泣）小説化しますよ！！！夏休み中には！！！ (2019年8月12日 6時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
かなやなか(プロフ) - サクラ?さん» すごくコメント返すの遅れてすみません…好きスキkissの存在忘れかけてたとか言えないなーうん！！(((更新頑張るので、通知来たら｢あ、あいつやっとかw｣くらいの気持ちで待機お願いします((( (2019年8月12日 6時) (レス) id: caa16effcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなやなか | 作成日時：2018年3月11日 8時
