名前 ページ9
北斗side
マネ「今日少し予定かわって、曲のふり入れの前にMVの衣装合わせが入ったから、把握よろしくお願いします」
北「衣装合わせは来週じゃなかったっけ？」
マネ「そうなんですけど、着たらイメージが変わるから確認をしたいみたいです」
樹「へぇ……了解」
いつもお願いしてた会社が他会社と合併して担当者が変わったとかなんとか言ってたよな。
慎「北斗ー？撮影始まるよ？」
北「ん、ああ」
何かが起こる、そんな気がしたのが、気のせいではなかったと分かるのは、衣装合わせの時だった。
結「今回衣装を担当させていただきます、□□会社の……」
「同じく園川Aです……よろしくお願いします」
目の前にいる彼女の存在を確かめるように、自然と彼女に近づいていた。
けど、彼女の前に俺が立つよりも先に反応したのは……
大「Aちゃん、だよね。この間、淡いピンク色のニットワンピース着てライブ来てくれてた、」
「….」
大「あれ？Aちゃん、」
京本だった。
足の力が抜けたのか座りこんでしまった彼女の前にしゃがんだのは樹。
樹「きょも近すぎ笑 ごめんね、Aちゃん。立てる？」
「あ、ご、ごめんなさい」
あわてて立ち上がったと思ったら勢いよく頭を下げた。
「私の、こと……どうして、」
大「どうしてって、俺のファンでしょ？」
慎「Aちゃんは俺らの中で有名だよ！笑」
戸惑いながらも、何とか状況を把握しようとする姿がもうかわいくてかかわいくて。
優「一旦、先に仕事しよ笑」
大「じゃあその後話してもいい？」
樹「だぁ？」
マネ「はやめに終わったらですよ」
ジェ「じゃあはやくやろ！」
結「あ、では衣装を隣の部屋に用意してあるので着替えてもらってよろしいですか？」
慎「はーい」
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作者名：さくら | 作成日時：2024年2月9日 17時
