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村「とりあえず今日決めて欲しいのは、リーダーとメンバーカラーな。あ、A、ちょっといいか？」
「あ、はい」
心配そうにこちらを見つめる和也に微笑んでみせて、村田さんの後を追って部屋を出た。
村「これ、社長から預かった手紙。Aのことを信じて今回のメンバーに選んだみたいだぞ。まあ、困ったことがあったらいつでも頼れよ」
「ありがとうございます」
村田さんから受け取った封筒には昔と同じ文字で、“A"と書かれていた。
・
ｶﾞﾁｬ
「ごめんなさい、お待たせしました〜」
丈「大丈夫やで。さ、リーダーから決めよか」
駿「ここはやっぱり最年長の丈くんやないんですか?」
丈「いや、俺やないと思うねんな」
謙「じゃあ大吾くんとか？」
大「…俺もちゃうと思う」
丈「Aとかは？」
流「確かに！」
恭「しっかりしてるし、面倒見いいっすもんね」
「ありがとう。でも私に皆をまとめられる力はないと思うな」
駿「じゃあ誰やります？ 僕らがやるんは力不足やし...」
和 「......はいはい！俺やる！」
大「何を？」
和「リーダーに決まってるやん！笑」
急に挙手する和也に私含め皆が驚いてた。
丈「大橋がリーダー、？」
謙「えー、っと...」
和「何でそんな反応するん！笑」
恭「いやー?」
流「やって大橋くんリーダーっていうイメージ無いんやもん」
「.....意外といいかもよ」
流「ほんま?」
和「さすが幼馴染み兼同期！」
「保証はしないけど」
和「えっ...」
大「まあまあ、誰もやりたがらへんしええんやない?」
和「大ちゃん...」
大「リーダーには頼らず、メンバーで支え合ってこ」
和「おーい笑」
なんだかんだ言いながらも、結局リーダーは和也決定した。
大「あとはメンバーカラーやな」
「それなんだけど、大ちゃんは赤でみっちーがピンクなのは決まってるらしくて...」
駿「えー、俺赤が良かった....」
謙「山田くんのメンカラ赤やもんな笑」
和「じゃあ、何色がええとかある？」
丈「俺は...青がええな」
「んー、偏見かもしれんけど、恭平は紫って感じする」
恭「まじっすか？ じゃあ紫で」
謙「Aちゃん僕も！僕のメンカラも選んでください！」
「いいけど......謙杜は黄色かな」
駿「長尾めっちゃ元気やし合うやん笑」
和「俺は緑にしよっかな」
「流星どうする？」
流「んー...明るい色がええんやけど...」
恭「じゃあ人参色とか」
流「に、人参？」
謙「オレンジな！」
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作者名：さくら | 作成日時：2023年3月11日 7時
