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流星とスタジオに向かうと、謙社がソロの分を撮ってた。
丈「遅かったやん」
「流星にメイクしてもらってたんですー」
大「あと撮ってないの2人だけやから」
他のメンバーはもう撮り終わったみたいで、椅子に座って何か話してる。
流星達もそっちに行くって言ったけど、エアコンが直接当たりそうなあそこよりもここの方がいいと思って一人でいた。
すると、
恭「寒いん？」
いつの間にか隣に来ていた茶平に声をかけられた。
「あー、うん。9月末にもなると肌寒くなるね」
恭「これ羽織っとき」
フワッと香る恭平の香りに思わずドキドキしてしまった。
「これ、今日着てたやつ?」
恭「おん」
「ありがとう」
恭「手も握っときます？笑」
「なんでや笑」
.....ちょっと緊張してたのバレてたかな。
でも、おかげでだいぶ緊張が解けた。
駿「恭平一ちょっとええ？」
恭「んー」
恭平がみっちーの方に行って一人...
かと思ったら、後ろから誰かに抱きしめられた。
まあ、誰かは分かるんやけど。
「......謙社？」
謙「...なんで分かったんですか」
「だって、今流星が撮ってるから謙社は終わってるはずなのに、みっち一達のところにいないから」
謙「…」
「なぁに？ どうしたん？」
謙「こうしてたら暖かいやろ？ やから高橋くんの脱いでください」
「なんでよ笑」
謙「Aちゃんから高橋くんの匂いがするとか嫌や」
「どんだけ恭平のこと好きなん笑」
謙「なんか誤解してるけどまあええわ」
和「あー！ちょっ、謙社！！」
丈「なんやねん、うるさいなぁ」
駿「長尾?!何抱きついてんねん！」
流「ちょっとうるさい！」
和駿「ごめんなさい」
和也とみっちーが走ってきて強制的に離れさせられた。
恭「なんで謙社が俺の上着持ってんねん。Aちゃんが寒い言うてたから貸したんに」
謙「やってAちゃんから高橋くんの匂いするん嫌やったんやもん」
駿「でもAちゃん寒そうやで?」
謙「だからくっついてたんです！」
和「理由になってへんから！」
4人が言い合ってるのを大ちゃんと丈くんと眺めてたら、
ス「有野さんお願いします」
「あ、はーい」
声をかけられたからほっといて撮影に向かった。
「お願いします！」
力「はーい、よろしくね。じゃあ、適当にポーズ取ってもらっていい?」
「はい」
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作者名：さくら | 作成日時：2023年3月11日 7時
