あかいろくれよん

ふたりのじかん in×ym※ ページ10

K.I






｢っ、はぁ…ぁあっ｣



寝室に響く水音と嬌声。



伊｢っく、もっと締めろ、っ…｣

山｢や、ぁっ…無理、｣

伊｢ほら、涼介っ、｣

山｢んぁ、ぅっ…｣



愛しいその名前を呼べば締め付けてくる純粋なこいつ。


もう今日は何度果てたのだろうか。


お互い忙しくてご無沙汰だったし不足してた故に長引いている。



山｢け、いっ…他のこと、考えないで、っ｣

伊｢お前が、可愛いなってだけだよ…｣

山｢ひ、ぁぁっ、｣



荒く腰を振って打ち付ける。



山｢あ、あ、っ…｣

伊｢ん、はぁ、っ｣

山｢けい、けいっ…｣

伊｢いいよ、出しな、｣

山｢や、ああっ、ぁ…｣

伊｢ふ、ぁっ…｣



奥を一突きすると、涼介は果てた。


締め付けでまたなかに出してしまったのを申し訳なく思いながら引き抜く。


もう半透明になった液体は、行為の終了を意味していた。



山｢慧…激しかったね、｣

伊｢涼介の乱れ具合もなかなかだったけどね？｣

山｢バカ。｣

伊｢ふふ、愛してる。｣

山｢…俺もだよ。｣



抱き締めあって、シャワーも浴びずに眠りにつく。


次にこうできる日がまだ先なのを知ってるからね。






FIN.

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